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  • タバコ - Wikipedia

    タバコ (たばこ、 Nicotiana tabacum )は ナス科 タバコ属 の一年草の亜熱帯性植物。葉の成分として ニコチン を含む。

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タバコ

タバコ(煙草) Tobacco
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

喫煙したり、かんだり、かいだりする葉をとるために栽培されるナス科の多年草。日本では春まきの一年草として栽培し、秋に収穫する。もっともひろく栽培されているタバコは高さ1~2mになり、中央の茎から10~20枚の先のとがった楕円形の葉を互生させる。5月ごろピンク色をした筒形の花がさくが、ふつうは、わかいうちに花をつみとってしまう。これを花止めといい、上質の葉を生産する方法である。タバコ属には、約60種以上あり、ニコチン、アナバシンなどのアルカロイドがふくまれている。栽培種と野生種とがあり、タバコ以外の栽培種には、マルバタバコのほか、観賞用のオオタバコ、ハナタバコなどがある。野生種は、南北アメリカ大陸、オーストラリア、南太平洋の諸島にひろく分布する。

II

歴史

栽培種のタバコは南アメリカ大陸の北部~中部の原産で、最初にもちいたのはおそらく古代マヤ族(マヤ)だったと考えられる。北アメリカ先住民につたえられ、薬効があると信じられて、儀式などにつかわれた。

1

ヨーロッパへの広まり

1492年にコロンブスサンサルバドル島に上陸したとき、アラワク族が、トバゴという管をつかって、タバコをすっているのをみたことからタバコとよばれるようになった。1556年にサントドミンゴからスペインへもたらされ、同じ年にフランス人の外交官ジャン・ニコがフランスへ紹介し、彼の名がこの植物の属名のもとになっている。85年にイギリス人の航海者ドレークがイギリスにもちこみ、イギリス人の探検家ローリーが宮廷にパイプでの喫煙を紹介した。タバコはたちまちヨーロッパとロシアにひろまり、17世紀には中国、アフリカ西岸にまでひろまった。

2

栽培の始まり

植民地時代のアメリカではジェームズタウンの入植地でつかわれはじめ、1615年には庭、畑はもちろん、街路にまで植えられ、主要産物となって、大流行した。1776年以後タバコ文化は、ノースカロライナ州やミズーリ州にまでひろがった。1864年ごろに、オハイオ州の農夫がホワイトバーレーという葉緑素の欠乏した系統をたまたま発見した。これはとくに81年にタバコ製造機が発明されたのちは、アメリカのブレンドタバコの中心原料となった。

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