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イタチに近縁の半水生の食肉類。ほっそりした体をしており、暗褐色のやわらかい毛が密生している毛皮は長持ちして、商品価値が高い。
おもに夜間活動し、指の間には水かきがあり泳ぎはきわめて巧みで、水辺で主食である魚、カエル、貝やエビ、カニなどをとっている。陸上でも活動的で、小鳥や小型哺乳類を捕食し、ニワトリ小屋にしのびこむこともある。 川岸の土手などに長さ3mほどの穴をほってすむ。巣穴には何カ所かの出入口がある。狩りにでかけて数週間も巣を留守にすることがある。 植物のよくしげった場所をこのみ、石の下や木の根の間にすむこともある。
ふだんは単独性であるが、交尾期にはつがいになり、安全な巣穴にすむ。1回の出産で2~10頭の子が生まれる。寿命は10年ほどである。ミンクには肛門腺があり、とくに交尾期には強いにおいをだす。
北アメリカ産のアメリカミンクは全長45~65cmで、そのうちの約3分の1は、尾の長さである。ヨーロッパミンクも近縁だが、小型で、毛皮の品質はアメリカミンクにおよばない。近年ヨーロッパやアジア、日本では北海道で養殖されるようになり、それが野生化している。毛皮産業の需要に応じるため、農場で大々的に飼育され、さまざまな毛色の品種がつくりだされている。→ 毛皮産業 分類:哺乳綱ネコ目(食肉目)イタチ科。アメリカミンクの学名はMustela vison。ヨーロッパミンクはMustela lutreola。
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