項目構成
家畜ウマと野生種の3つのグループの総称。アフリカ産のシマウマのグループ、アジアのキャンやオナガーとアフリカの野生ロバからなるロバのグループ、そして、モウコノウマ(プシバルスキーウマ)をふくむグループである。野生種のウマの多くはすでに絶滅したが、モウコノウマは現存する唯一の野生種のウマで、家畜ウマと交配して繁殖力のある子孫がつくられている。このほかにも世界各地に野生ウマとよばれるウマがいるが、いずれも家畜ウマが野生化したものである。
ウマの祖先は化石から、始新世の葉食性の小型哺乳類、ヒラコテリウムにさかのぼることができる。
ヒラコテリウムは、キツネほどの大きさで、前肢に4本、後肢に3本の指をもっていた。始新世の間に、北アメリカとユーラシアにはいくつかの種と血縁関係にある属が登場した。その後、ユーラシア種は死滅し、漸新世になるとアメリカ種が繁栄して、メソヒップス属となった。
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ヒポヒップスとアンキテリウム、ミオヒップス、メリキップス、プリオヒップス
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中新世には、メソヒップスはヒポヒップスとアンキテリウムへと進化した。いずれも北アメリカからユーラシアへうつったといわれている。メソヒップスの子孫には、このほかにもミオヒップスとメリキップスがいた。メリキップスの歯は歯冠部の高い歯に進化し、葉を食べるより、草を食べるのに適していた。メリキップスの鮮新世の子孫ヒッパリオンは、明らかに北アメリカからユーラシアにかけて分布していた。そして、近代のウマ亜属の祖先となるのは、メリキップスの鮮新世のもうひとつの子孫にあたるプリオヒップスである。
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