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  • ネズミ目 - Wikipedia

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げっ歯類

げっ歯類(囓歯類) げっしるい Rodent
百科事典項目

幅ひろく先端のするどい、のみ状の門歯をもつ哺乳類の1群。門歯は1対ずつ上下のあごにしっかりとうめこまれていて、植物をかみ切るのに役だつ。それぞれの門歯の表面は、前側はエナメル質でおおわれているが、裏側はやわらかい象牙質のため、物をかじる過程ですりへることにより、先端はいつもするどい状態にたもたれる。歯根はできず、一生のびつづける。この特徴ある「齧(かじ)る歯」をもつことから、齧歯(げっし)類とよばれる。犬歯がないので、門歯と臼歯の間にすきまがある。ほとんどの種で耳がよく発達していることも、特徴のひとつである。

哺乳類の中でもっとも種の数が多く、400属2000種近くが世界じゅうに分布している。最大の種はカピバラで、ほとんどの種は比較的小型である。年に何度も出産をするものもある。水生、陸生、あるいは地下の巣穴にすむなど、さまざまな環境に生息する。樹上にすむものもあり、そのうち約35種はムササビやモモンガの仲間で、木から木へ滑空する。

げっ歯類の多くが害獣で、農作物や貯蔵食物に害をあたえる。イエハツカネズミ、ドブネズミクマネズミなどは病気を媒介する。マスクラットビーバーなど、いくつかの種では毛皮に価値があり、ビーバーのつくったダムは洪水をふせぐのに役だつ。マウスラットからは生物学の実験につかわれる品種がつくりだされている。ハムスターモルモットは、ペットとしても飼育される。

分類:哺乳綱ネズミ目(げっ歯目)。

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