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    国の標語 : A Mari Usque Ad Mare (ラテン語: 海から海へ) 国歌 : オー・カナダ

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カナダ

カナダ Canada
百科事典項目
マルチメディア
アメリカ大陸への人類の移住アメリカ大陸への人類の移住
項目構成
I

プロローグ

北アメリカ大陸の北部を占める立憲君主制の連邦国家。正式国名はカナダで、イギリス連邦に加盟する。北は北極海、北東はバフィン湾とデービス海峡、東は大西洋、西は太平洋に面し、南と北西はアメリカ合衆国と境を接する。森林、石油、天然ガス、鉱物、魚類などの天然資源にめぐまれており、世界有数の工業国でもある。国名は先住民イロコイの言葉に由来し、「村」あるいは「集落」を意味するとされる。面積はロシア連邦についで世界第2位で、998万4670km²。人口は3367万9263人(2008年推計)。首都はオタワ

カナダはアルバータ州ブリティッシュコロンビア州マニトバ州ニューブランズウィック州ニューファンドランド・ラブラドル州(旧、ニューファンドランド州)、ノバスコシア州オンタリオ州プリンスエドワードアイランド州ケベック州サスカチュワン州の10州と、ノースウェスト準州ユーコン準州および1999年4月に発足したヌナバット準州からなる。領域には、北極海諸島をはじめとする多くの島々もふくまれる。住民の大部分は国土の南部に集中しており、北部の広大な領域にはほとんど人がすんでいない。

II

国土と資源

国土の最北端は北緯83度6分のエルズミア島のコロンビア岬、最南端は北緯41度41分のエリー湖中のミドル島である。最東端は西経52度37分のニューファンドランド島のスピア岬であり、最西端は西経141度でアメリカ合衆国のアラスカ州とユーコン準州との国境線にあたる。海岸線の総延長は20万2080kmで、湾と半島が複雑にいりくんでいる。

北極海諸島のほかにも沿岸には多くの島々があり、島嶼部(とうしょぶ)の海岸線の総延長は18万5290kmに達する。大きな島としては、東海岸のニューファンドランド島、ケープブルトン島、プリンスエドワード島、アンティコスティ島、西海岸のバンクーバー島クイーンシャーロット諸島などがある。ハドソン湾にはサウサンプトン島と多くの小島がある。

1

地形

北極海諸島をのぞいて、国土はカナダ楯状地、アパラチア地域、五大湖-セントローレンス低地、内陸平原、コルディエラ地域の5つに区分できる。

カナダ楯状地はローレンシア台地ともよばれており、国土の半分以上を占める地域である。ハドソン湾を中心として北から東にかけて広がり、ラブラドル半島全域、ケベック州の大部分、オンタリオ州北部、マニトバ州、そしてヌナバット準州の大部分がふくまれる。基盤岩は先カンブリア時代の古い花崗岩などでできており、氷河作用を強くうけた地形である。

楯状地の南東側にはアパラチア地域と五大湖-セントローレンス低地がある。アパラチア地域はアメリカのアパラチア山脈と大西洋海岸平野の北への延長部にあたり、ニューファンドランド島とノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンスエドワードアイランド州、ケベック州のガスペ半島にまたがる。五大湖-セントローレンス低地はケベック州南部とオンタリオ州南部の地域で、おおむね平野となる。ここには広大な農地が広がり、またカナダの大部分の工業が集中している。

カナダ楯状地の西には、アメリカのグレートプレーンズの延長である内陸平原が開けている。平原の幅は、アメリカとの国境付近では約1300kmだが、北のグレートベア湖近辺では約4分の1に狭まり、さらに北の北極海沿岸のマッケンジー川河口ではふたたび約500kmに広がる。ブリティッシュコロンビア州の北東部からアルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州西部にかけて広がっており、国内でもっとも肥沃(ひよく)な土地の大部分がある。

内陸平原の西はコルディエラ山系の高地である。コルディエラ山系は、南アメリカ大陸南端から北アメリカ大陸北西端のアラスカまでのびる雄大な山脈の連なりで、カナダでの幅は約800km。東部には、主脈のロッキー山脈をはじめ、マッケンジー山脈、フランクリン山脈、リチャードソン山脈がある。カナディアンロッキーの最高峰はロブソン山(3954m)で、そのほか標高3500mをこえる峰が10ある。

カナディアンロッキーの西側は、カリブー山地やセルカーク山脈などの孤立した山脈および広大な高原となる。西端には、合衆国のカスケード山脈からつづく海岸山脈が太平洋岸と並行してはしり、そのほか、いくつかの山脈が海岸沿いにある。この地域では、ユーコン準州南西端にあるセントエライアス山脈の標高がもっとも高く、カナダ最高峰のローガン山(5959m)、セントエライアス山(5489m)などがつらなる。

2

湖と河川

大陸部には湖沼や河川が多く、内陸水域は75万5180km²におよぶ。アメリカとの国境にある五大湖以外に、面積1300km²以上の湖や貯水池が31ある。

大きな湖としては、ノースウェスト準州のグレートベア湖、グレートスレーブ湖、ヌナバット準州のベーカー湖、同準州バフィン島のネティリング湖とアマジュアク湖、アルバータ州とサスカチュワン州にまたがるアサバスカ湖、サスカチュワン州のウォラストン湖、サスカチュワン州とマニトバ州にまたがるレーンディア湖、マニトバ州のウィニペグ湖、マニトバ湖、ウィニペゴシス湖、サザンインディアン湖、オンタリオ州のニピゴン湖とウッズ湖、ケベック州のミスタシーニ湖、ニューファンドランド・ラブラドル州のスモールウッド湖とメルビル湖がある。

おもな河川には、五大湖から流出しセントローレンス湾にそそぐセントローレンス川があり、オタワ川などの支流をもつ。セントジョン川はニューブランズウィック州とノバスコシア州にかこまれたファンディ湾にそそぐ。サスカチュワン川はウィニペグ湖に流入し、ネルソン川はウィニペグ湖から流出してハドソン湾にながれこむ。アサバスカ川、ピース川、レーブ川、マッケンジー川からなる水系は、北極海にそそいでいる。ユーコン川はアラスカをへてベーリング海に、フレーザー川コロンビア川は太平洋にながれている。

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