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Windows Live® の検索結果 1847~1931 アメリカの発明家。電球、発電システム、録音装置、映写機などを発明または改良して、現代社会の形成に大きな影響をおよぼした。 1847年2月11日、オハイオ州ミランで生まれた。ミシガン州ポートヒューロンで3カ月だけ学校にかよったが、教師から知能が低いといわれたので、学校教師だった母親が教育した。12歳のときにグランド・トランク鉄道で新聞売りの仕事をはじめ、ひまなときには貨車の中でもっぱら実験をしてすごし、車内で印刷した新聞「グランド・トランク・ヘラルド」を発売した。 このころから聴力の障害がおこり、やがてほとんど耳がきこえなくなった。駅長の子供を轢死(れきし)寸前ですくったエジソンは、みかえりに電信技術をおそわり、手にした金でファラデーの全集を購入し、電磁気学を研究。電信技手としてはたらきながら、最初の発明は、電信技手がいなくても自動的に信号が次のラインにつたえられる電信反復装置だった。 ボストンで職について発明したものに、投票記録機や株式相場表示機があるが、投票記録機は議会の実情になじまず、採用されなかったが、相場表示機は投機ブームの世相にうけた。1869年にはニューヨークのゴールド・アンド・ストック電信会社と契約、そこの装置とサービスを改良した。電信装置を製作して4万ドルをもうけた。これを資金に76年、ニュージャージー州メンローパークに発明工場ともいうべき研究所をつくり、より高速で広範囲に送信できる自動電信装置などを考案した。電信の分野でのきわめつきの業績は、1つの回線で複数の信号の同時送信を可能にした発明である。そのころグラハム・ベルが発明した電話機(→ 電話)は、エジソンのカーボン電話送話器の発明によって実用化の道をひらいた。 1877年、表面をスズ箔(はく)でおおった円筒盤に機械的に音が記録される蓄音機の発明を発表、2年後には白熱電球の発明を一般公開した(→ 電気照明)。その完成のために研究と実験を重ね、電球のフィラメントになる材料をさがしもとめて、日本産の竹を乾留したものがもっとも良好であることを発見した。ついで電球と発電機の改良にとりかかり、82年、世界初の大規模発電所を開発してニューヨークに設置した。しかし、彼がつくったのは直流発電機で、のちにアメリカの発明家テスラとウェスティングハウスが開発した交流発電機にとってかわられた。→ モーター 1887年、ニュージャージー州ウェストオレンジにうつり、実験と研究のために巨大な研究所を建設した(彼の家と研究所は1955年にエジソン国立歴史館となった)。93年にはキネトスコープで映画を初上映した。これは何枚もの絵を高速で連続させて動画をつくりだす最初の装置である。 その後の注目すべき発明には「エジソン蓄電池(→ 電池)」がある。アルカリ性の溶液をもちい、陽極には水酸化ニッケル、陰極には酸化鉄をつかった蓄電池で、丈夫で、単位重量当たり高い電気容量をもっていた。また、円筒盤の代わりに円盤に音が記録される蓄音機も、彼の発明である。この蓄音機はダイヤモンド針をつかい、ほかにも改良された特徴をもっていた(→ レコーディング)。1913年、蓄音機とキネトスコープを合体させて、世界初の音がでる活動写真を制作した(→ 映画)。 ほかにも、電気ペンや謄写版、微小な温度変化を探知する微圧計、うごいている列車と通信するための無線電信をおこなう方法などを発明している。 第1次世界大戦がはじまると、ベンゼンや石炭酸、アニリン誘導体の製造プラントの設計、建設、運営をおこなった。1915年にはアメリカ海軍顧問会議の議長となり、その資格を生かして多くの価値ある発見をした。晩年は主として、以前の発明を改良したり、完成させたりする仕事をつづけ、生涯で1300もの発明をし特許をとった。そのために不眠不休の研究生活をおくったが、ほとんどの発明が、それまでの科学的な知識をつかっているという意味で、エジソンは科学者というよりも技術者だったといえる。しかし1883年に、彼は熱したフィラメントの近くに金属線をいれると、電流がながれることを発見した。エジソンは、この現象について特許を取得したが、論文発表はおこなわなかった。エジソン効果とよばれるこの現象が、トムソンの研究により、近代電子工学に深い意味をもつことがわかったのは数年後のことだった。 1878年フランスのレジオン・ドヌール五等勲章、89年にはレジオン・ドヌール三等勲章をうけた。92年、大英帝国技術協会からアルバート勲章をうけ、1928年には「19世紀の文明に革命をおこした発明を発展させ応用した」功績に対して、国会のゴールド・メダルを受賞した。31年10月18日、ウェストオレンジで永眠した。→ 真空管:電気通信
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