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Windows Live® の検索結果 前484頃~前425頃 「歴史の父」とよばれるギリシャの歴史家。ハリカルナッソス(現ボドルム、トルコ)に生まれた。前457年ごろ、同地の親ペルシャ政権の打倒をくわだてたが失敗し、一時サモス島に亡命したらしい。その後、小アジア、バビロニア、エジプトなどを旅行してまわり、ひろい見聞をえた。前445年ごろ、当時ギリシャ文化の中心だったアテネをおとずれて見聞をはなし、ペリクレスをはじめとする有力政治家の賞賛をえた。前443年に南イタリアのトゥリオイ植民に参加し、そこに定住して、残りの人生を「歴史」の執筆についやした。 「歴史」は9巻からなる大著である。前半では古代の人々の慣習や伝承、歴史がしるされており、とりあげられた地域・民族はリュディアにはじまり、スキタイ、メディア、ペルシャ、アッシリア、エジプトにおよぶ。最後の3巻で、前5世紀初頭におきたギリシャ人とペルシャ人の戦争(ペルシャ戦争)について、対立をひきおこすにいたった経緯と戦争の経過を記述した。彼の知識は先人の著作からえられたものもあるが、大部分は自らの旅行で見聞したものだった。 「歴史」は韻文でしるされた最古の著作といえるかもしれない。批評家たちは、古代と現代とをとわず、構想の壮大さと多彩な逸話が挿入されたよみやすさを賞賛した。ヘロドトスは、宇宙は運命によって支配されており、人間世界に永遠につづくものなどないと信じていた。しかし、道徳心は大切であり、神は人間の傲慢(ごうまん)を罰するとも考えていた。このように、歴史から人間のありかたを学ぶという態度は、その後のギリシャやローマの歴史叙述の基本となった。
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