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世界でもっとも高いスギ科(→ スギ)の常緑大高木。セコイアメスギ、イチイモドキともいう。白亜紀から第三紀にかけて北半球で広く繁茂していた。高さ100m、直径8mになり、もっとも高いものは112mと記録されている。名はアメリカ先住民チェロキーの言語学者セコイアに由来する。 アメリカ合衆国オレゴン州南部からカリフォルニア州中部にかけての標高700~1000mの山地に自生する。樹皮は赤褐色。海綿状でやわらかく、厚さ30cmほどになり、縦にさける。葉は、細い枝に互生して2列にならび、針形でひらたい。材は木目が細かく、軽くて加工しやすいため、建築材や家具などに利用されている。 セコイアは生長がはやく、他の針葉樹とことなり、木を伐採した後の切り株から多数の芽をだす。世界各地に移植され、日本でも関東地方以西のあたたかい地域で、庭園や公園などに植えられている。
ギガントセコイア、セコイアデンドロンともいう。シエラネバダ山脈の西側斜面、標高約1500~2000mのところに生える。世界でもっとも太く、もっとも寿命の長い樹木といわれ、最大のものは高さ110m、根元の直径が11mに達する。 セコイア国立公園にある「シャーマン将軍(南北戦争の北軍の指揮官)の木」は、高さ84m、根元の直径は11m、樹齢3500年といわれ、1990年代初頭の推測によれば重量は約2500tである。樹齢2300年くらいの木が多いが、樹齢4000年に近い木もあると推測されている。 葉は、スギに似た針葉で、樹皮は灰褐色、大きなものは厚さ60cmにもなる。木目はあらく、また、虫をよせつけず、もえにくい。セコイアオスギの自生地は、ほとんどが保護されており、伐採は禁じられている。
日本ではアケボノスギともいい、中国名は水杉という。「生きている化石」としてイチョウとともに知られている。中国中部に分布し、高さは35m以下、幹の直径は2~3mである。葉は2列に対生し、他の常緑のセコイアとはことなり、落葉する。 北半球に中生代白亜紀以降から新生代第三紀にかけて広く分布していた。1941年に三木茂が化石で命名したが、43年に中国の湖北省で現生種がみつかった。48年にはハーバード大学のアーノルド植物園によって種子が採集され、世界各地に広まった。現在では庭園などに植えられている。 1949年に日本で最初に植えられたメタセコイアは小石川植物園で、現在も生長をつづけている。 分類:スギ科。セコイアはセコイアメスギ属で学名はSequoia sempervirens。セコイアオスギはセコイアオスギ属でSequoiadendron giganteum。メタセコイアはメタセコイア属でMetasequoia glyptostroboides。
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