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ポンピドゥー,G.

ポンピドゥー Georges Pompidou
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1911~74 フランス大統領。在任1969~74年。第5共和政(共和政)の第2代大統領。フランス中部のカンタル県に生まれ、高等師範学校でまなんだ。1939年まで高等学校の文学担当教授だったが、軍隊入隊ののち第2次世界大戦中は対独抵抗運動に参加した。44~46年、政府首班の地位にあったド・ゴール将軍のもとで官房をつとめ、ド・ゴール下野ののち、46年からはコンセイユ・デタに勤務、56年以降はロスチャイルド銀行頭取をつとめたが、つねにド・ゴールの側近であった。

1958年、ド・ゴールが首相になると官房長官となり、ド・ゴールが大統領中の62~68年には首相をつとめた。この間、ド・ゴールの使者としてアルジェリア民族解放戦線との交渉にあたった。69年、ド・ゴールが大統領を辞任するとド・ゴール派の総帥として大統領選に出馬し、第5共和政第2代大統領となった。

大統領になると、ド・ゴールが国家の威信の低下を理由に回避したフランの切り下げを断行して経済合理性を尊重し、また、イギリスのEEC(EU)加盟を承認して西ヨーロッパの協調をはかるなど、ド・ゴール路線を継承しながらも、より柔軟な政治をおこなおうとした。ド・ゴール晩年の、やや硬直した政治姿勢に困惑していた西ヨーロッパ諸国やアメリカは、老練なポンピドゥーに期待したが、1974年4月、急死した。

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