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南アメリカ大陸の北西部にある共和国。正式国名はコロンビア共和国。国名はコロンブスに由来する。北はパナマ、東はベネズエラとブラジル、南はペルーとエクアドルと接する。南アメリカ大陸で唯一、カリブ海と太平洋の両方に面している国である。面積は114万1748km²。人口は4501万3674人(2008年推計)。首都はボゴタで、同国最大の都市。
国土の中央部から西部にかけて、南北にのびるアンデス山脈の北端部は、東からコルディエラオリエンタル山脈、コルディエラセントラル山脈、コルディエラオクシデンタル山脈の3つにわかれる。カリブ海沿岸には、コロンビア最高峰のクリストバルコロン山(5776m)をふくむシエラネバダデサンタマルタ山地がある。コルディエラセントラル山脈はもっとも高く、ウイラ山(5750m)とトリマ山(5616m)の2つの火山があり、カリブ海から南へ240kmほどの北端部は樹木の多い湿地帯になっている。各山脈の高峰は万年雪におおわれ、高木限界は標高3000m付近である。 国土の東部には未開発の熱帯性の低地が広がっている。南部はセルバとよばれる熱帯雨林地域で、カケタ川をはじめアマゾン川の支流がながれている。北東部はサバナの大草原で、メタ川などがながれるオリノコ川上流部にあたる。 3つの山脈の間は、所によっては標高2400mにも達する高原地帯と、肥沃(ひよく)な谷になっている。コルディエラオリエンタル山脈とコルディエラセントラル山脈間をながれるマグダレナ川は長さ1540kmで、北にむかって国土を縦断し、バランキジャ近くでカリブ海にそそぐ。カウカ川はコルディエラセントラル山脈とコルディエラオクシデンタル山脈の間を北流し、河口から約320km上流でマグダレナ川と合流する。西部ではアンデス山脈に源を発するパティア川が太平洋にそそぐ。海岸線はカリブ海側約1760km、太平洋側約1450kmで、海にそそぐ河口は多いが、天然の良港にはめぐまれていない。
コロンビアは北回帰線と南回帰線の中間にあり、赤道が南部を横切っている。ほぼ熱帯にあたるが、気温は高度によって差がある。沿岸部やパティア川とマグダレナ川の谷部低地は熱帯で、年平均気温は24~27°C。標高約500~2300mは亜熱帯気候、約2300~3000mは温帯気候である。標高3000m以上は寒冷地で、気温は-18~13°Cである。
エメラルドの世界的産地であるほか、石油、天然ガス、石炭、ニッケル、金、鉄鉱石、岩塩、プラチナ、ウラン、銀などを産する。
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