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トマト

トマト Tomato
百科事典項目

南アメリカのアンデス山脈原産のナス科の蔓(つる)性多年草。日本では一年草として栽培する。本来は春に種子をまき、夏から秋に収穫するが、現在は温室栽培で年中出荷されている。ふつう1.5~2mの支柱をたて、トマトの主枝をゆわえつけて上へとのばしていく。花は茎の中ほどの葉の付け根につき、直径約2cmでこい黄色になる。世界じゅうのほとんどの地域で栽培され、ミネラルとビタミン、とりわけビタミンAとCをふくむ栄養価の高い食物である。品種は多く、植物の形態や果実の種類がひじょうに多様で、果実は小さな種なしブドウの大きさから、サクランボ、スモモ、洋ナシ、直径10cm以上の球形に近いものまである。果実には全品種とも赤い果実と黄色の果実がある。

トマトは種子からそだてる。温帯地方では、温室温床、フレームの中で種子を発芽させ、霜の害の心配がなくなったころに畑に移植する。トマトは肥沃(ひよく)な砂質のローム層でもっともよくそだつが、肥沃で水さえよければ土壌はあまりえらばない。

分類:ナス科トマト属。トマトの学名はLycopersicon esculentum

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