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項目構成
語順は日本語と類似し、修飾語は被修飾語の前におかれ、動詞や形容詞などの述部は文末にくる。また、名詞のあとに種々の助詞がつき、動詞や形容詞は語幹のあとに活用語尾がつく。ただ、名詞につく助詞のうち、日本語の「が、は、を、で(手段)、と」に相当するものは、名詞が母音でおわっているか子音でおわっているかによってことなる形になる点が日本語とちがっている。 用言の否定の表し方には、語幹のあとに否定をあらわす活用語尾をつけるものと、語幹の前につけるものの2種類がある。語幹の前に否定の要素をつけるほうが口語的な表現である。 品詞は、日本語の品詞とほぼ同じであるが、注意すべきことは、動詞と形容詞とがほとんど同じ活用をするということである。
日本語の敬語が相対敬語であるのに対して、朝鮮語はよく絶対敬語といわれる。日本語では、年長者であっても、自分の身内について他人に言及する場合は謙譲語をつかうのがふつうであるのに対して、朝鮮語では尊敬語をつかうのがふつうである。もっとも、会社などで自分の上役のことをさらにその上役に対して言及するような場合には尊敬語をさける傾向があり、その意味では相対敬語の性格ももっているといえよう。
日本語の「~ている」に対応することなる2つの形があり、一方は「動作自体の継続」をあらわし、もう一方は「結果の状態の継続」をあらわす。 日本語の「~てみる」「~ておく」「~てしまう」「~てやる」などと同様、「みる」「おく」などが本来の意味をうしない補助動詞的に使用される用法がある。
日本語におとらず擬声語や擬態語が豊富で、陽母音と陰母音の違いで、小と大、弱と強、明と暗などの違いをあらわし、その程度も平音、濃音、激音の順で大きくなるのがふつうである。
朝鮮語の確実にさかのぼりうる最古の言語は新羅の言語だが、資料不足のため全体像を明らかにすることはきわめてむずかしい状態にある。 朝鮮語の古い姿がかなりはっきりした形でわかるようになるのは、15世紀の中ごろにハングルが制定されて以後のことである。この時期から仏典や経書などの翻訳作業が盛んにおこなわれ、質、量ともに言語資料が増大してくるのである。 それまでは正統な文字は漢字であり、漢文の経典を読んだり、文書を書いたりする場合に、吏読(りとう)とよばれる助詞や用言の活用語尾を漢字でしめすという方法をもちいていた。
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