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Windows Live® の検索結果 1791~1824 19世紀のフランス・ロマン主義絵画の先駆者として、のちの世代に大きな影響をあたえたフランスの画家。ルーアンの裕福な家に生まれる。パリでカルル・ベルネとゲランに学び、17世紀のフランドルの巨匠ルーベンスの作品にも感化される。1816~17年にイタリアをおとずれ、ルネサンスの画家、とくにミケランジェロの影響を強くうける。はやくからダビッドなど新古典主義絵画とは異質の作品をえがき、たちまちフランス・ロマン主義の指導的存在になる。 「武装した猟騎兵将校」(1812)や「傷ついた胸甲兵将校」(1814)は、はげしい動き、大胆な構図、ドラマティックな色彩で、みる者に強烈な感情をよびおこす。こうした特徴は、大作「メデューズ号の筏(いかだ)」(1818~19)にはっきりあらわれている。同時代の海難事故を主題とし、死に瀕した生存者たちをえがいたこの作品では、人物像の理想化された表現と苦痛の迫真的描写、巨大な画面と写実的細部といった異質な要素がひとつにされ、それぞれ新古典主義とロマン主義を支持する美術家たちの間にはげしい論争をひきおこした。この事故は政府の失政によるとされたので、政治的スキャンダルの種をえがいたことでも話題となった。 1820年にはイギリスをおとずれ、「エプソムの競馬」をえがいた。晩年には、精神障害者の肖像の連作をすすめた。ロマン主義の芸術家が狂気と神経症に強い関心をもったことをしめしている。見事なリトグラフの連作、多くの素描や彩色スケッチもある。
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