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項目構成
おもな線維状タンパク質として、コラーゲン、ケラチン、フィブリノーゲン、筋肉タンパク質がある。
コラーゲンは、骨、表皮、腱、軟骨をつくっている。脊椎動物ではもっとも豊富なタンパク質である。分子は、通常それぞれ約1000個のアミノ酸からなる3つのひじょうに長いポリペプチド鎖が、規則的な繰り返しパターンをもつ三重らせんにねじれて、腱や表皮に強い引っ張り強度をあたえている。長いコラーゲンの原線維を煮沸によって変性させると鎖は短くなり、ゼラチンにかわる。
ケラチンは、表皮、毛髪、動物の鱗(うろこ)、蹄(ひづめ)、爪、羽毛の外層をなしている、アルファらせんとよばれる規則的な繰り返しパターンをもつ渦巻き状になっている。ケラチンは、身体を外部環境からまもる働きをしており、まったく水にとけない。ジスルフィド(二硫化)結合が多く、このため、ごく安定したタンパク質となっていて、タンパク質分解酵素によっても分解されない。 美容院などでおこなうパーマ(パーマネント・ウェーブ)というのは、チオグリコールのような還元剤で頭髪のケラチンの二硫化結合を一度還元によって切断し、ついで酸化によって一定のウェーブ状態に固定する処置である。
フィブリノーゲンは血漿にふくまれるタンパク質で、変化してフィブリンになると不溶性の繊維状となって、血液を凝固させる。フィブリノーゲンをフィブリンに変化させるのは、トロンビンの触媒作用である。
筋肉の収縮にかかわるタンパク質、ミオシンは、同じく筋肉タンパク質のアクチンと交互に指を重ねたようにくみあわさっており、重なりがすべって深くなることによって、筋肉の収縮が生じる。筋肉アクチンと似たアクチンは、ほかのあらゆる細胞にも存在して、細胞骨格の重要な成分となっている。
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