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フトモモ科ユーカリ属の高木といくつかの低木の総称。ユーカリ属には約450種がふくまれ、オーストラリア西部、南部およびタスマニア島に自生する。垂直にたれさがり、縁を太陽にむけている革質で白みがかった葉、でこぼこの樹皮、かわった香りが特徴。ユーカリ属の高木には高いものが多く、メルボルンの近くには高さ97m以上のセイタカユーカリが生育している。ユーカリは生長がはやいので、世界各地で材木用として植えられている。日本には1877年(明治10)ごろ渡来し、関東南部以西の公園、校庭などでみられる。
多くの種が樹脂をにじみだす天然樹脂の木として知られている。この中には、ひろく建材としてつかわれるブルーガムやサイダーガムがある。ほかに樹皮の内側が繊維状であることから、繊維状木皮として知られる種がある。ペパーミントとよばれる高木のブラックペパーミントとシドニーペパーミントはこのグループにはいる。アイアンバークは樹皮が灰色でかたく良質の材木を産し、ボタニー・ベイ・キノがとれる。これは暗赤色で無臭のゴムで、収斂薬、止血薬、皮なめしや染色に利用される。アカユーカリは木質が赤く、同様にボタニー・ベイ・キノを産する。キリン血(竜血)、タンニン、油脂、染料、タール、酸などもそのほかのユーカリからとれる。 ユーカリ属のいくつかの種類の葉はコアラの食料となる。 分類:フトモモ科ユーカリ属。セイタカユーカリの学名はEucalyptus regnans。ブルーガムはE.globulus。サイダーガムはE.gunnii。ブラックペパーミントはE.amygdalina。シドニーペパーミントはE.piperata。
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