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オーストラリア、ニューギニア、タスマニアに生息する有袋類21種の総称。その特徴は、肉食や昆虫食の有袋類と同じく、数多くの門歯をもち、また草食のカンガルー類同様、第2指と第3指がまとまって1本になった特殊な足のつくりをしていることである。この2つの特徴をあわせもっていることで、ほかの有袋類と区別される。 頭胴長は種によってことなるが、15~56cm。毛色はオレンジ色もあれば、灰色あるいは茶色の場合もある。縞(しま)模様をもつ種もいくつかある。鉤爪(かぎづめ)をもつ後肢は前肢より長く、これをつかって跳躍する。
ふつう夜行性で、日中は巣穴や木のうろ、岩の割れ目にひそんでいる。ほとんどの種が雑食動物で、昆虫や小型の哺乳類、植物を食べる。なかにはミミナガバンディクートのように、小型の哺乳類やトカゲなどの肉食をこのむものもある。また、この種だけがトンネル状の巣穴をほってくらす。採食するときに畑に穴をあけたりするが、全体としてみれば、ネズミや害虫を駆除してくれる有用動物である。闘争するときは後肢でけりつけ、かみつくのは最後の手段である。ブタアシバンディクートとセラムバンディクートはすでに絶滅したと考えられる。ミミナガバンディクート属の2種も今は絶滅の危機に瀕している。 分類:哺乳綱フクロネズミ目(有袋目)バンディクート科、およびミミナガバンディクート科(ただしバンディクート科にふくまれることが多い)。 ブタアシバンディクートの学名はChaeropus ecaudatus。セラムバンディクートはRhynchomeles prattorum。ミミナガバンディクートはMacrotis lagotis。
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