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ヘビ、ミミズトカゲ、絶滅したモササウルスとともに有鱗(ゆうりん)目にふくまれる爬虫類の総称。現生の爬虫類の中では最大のグループで、さまざまな形態や大きさのものが3000種以上もいる。
トカゲは、サンショウウオやそのほかの両生類と外見が似ているが、かわいた皮膚、全身をおおう鱗(うろこ)、爪のある指、外耳孔をもつ点でことなる。ふつう体は小さく、脚が4本あり、長い尾をもつ。尾は切れやすいが、切れても再生するものが多い。カメレオンのように木の上で生活する種の尾は、枝にまきつけるのに適している。アシナシトカゲのように四肢が退化して、ヘビのようにみえるものもいる。アシナシトカゲは、まぶたがうごくことと、下顎骨(かがくこつ)をはじめとする頭骨構造の違いから、ヘビと区別される。トカゲの下顎(あご)は左右の骨がしっかりつながっているが、ヘビの場合は分離している。
トカゲの移動方法は、体の構造と生息地によってさまざまである。エリマキトカゲとバシリスクは、よく発達した後肢ですばやくはしる。とくにバシリスクは極度に発達した後肢とむちのような尾をつかって、水面をはしることもできる。ヤモリは指先に吸盤があって、滑らかな物体の表面にもしっかりとはりつくことができる。泳ぎが上手なトカゲもいるが、木登りに適応したもののほうがずっと多い。
トカゲの食物は、種によって大きくことなる。ほとんどが昆虫を食べているが、グリーンイグアナ(→ イグアナ)のように草食性のものもいる。アメリカドクトカゲ(→ ドクトカゲ)は砂漠にすむが、ネズミやリスなどのげっ歯類、爬虫類や鳥の卵を食べ、尾には脂肪をたくわえている。大きさにもよるが、オオトカゲは昆虫、鳥、爬虫類やそれらの卵、小型の哺乳類、死肉などを食べる。コモドオオトカゲは、人間にとって危険となるほど大きくなる。 ほとんどの爬虫類は卵の世話をしないが、トカゲにはニホントカゲをはじめとして卵の世話をする種類も多い。産卵後のメスは孵化(ふか)するまで、卵をころがしたり、なめたりする。アシナシトカゲをふくむ少数の種は、幼体をうむ。
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