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2本の牙(きば)と長くて幅ひろい顔に2つのイボ状の突起物をもつイノシシ。まるまるした体に細い四肢と長くふさふさした尾をもつ。アフリカの平原とひらけた森林地帯に生息し、草、ベリー類、樹皮、植物の根、死肉を食べる。ふつうは昼間に活動し、夜は巣穴ですごす。しかし、人間が多くいる場所では、夜行性になることもある。1~2頭のメスと子で小さなグループをつくる。繁殖期になるとその間だけ1頭のオスがくわわることもある。若いオスは独身オスのグループをつくるが、年長のオスは単独でいる。
子供のオスは、おそくとも15カ月をすぎると母親から独立する。子供のメスは、生涯を母親の群れですごすこともある。しかしふつうは子の性別に関係なく、新しく子供がうまれると群れからおいだされる。年長の子供はあとになって母親のもとにもどってくることもある。
イボイノシシの牙はするどい武器で、ライオンなどの捕食者(→ 捕食)に対してつかう。相手が同じイボイノシシの場合は、体の押し合いでたたかい、めったに牙はつかわない。→ 攻撃の「かぎられた攻撃」 分類:哺乳綱ウシ目(偶蹄目)イノシシ科。学名はPhacochoerus aethiopicus。
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