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項目構成
体心立方構造で、常温で安定。金属組織の名称としてはフェライトといい、ニッケル、クロム、コバルト、マンガン、タングステン、モリブデン、ケイ素を5%以上とかすが、炭素は0.03%以下しかとかさない。強磁性だが、キュリー点の769°C以上では常磁性に変化する。高温で常磁性に変化したa鉄を、とくにβ鉄ということもあるが、構造は同一である。
面心立方構造で、900~1392°Cで安定。金属組織名としては、オーステナイトといい、炭素、ニッケル、マンガンをとかして安定温度の範囲を広げる。炭素は最大2.14%までとかすことができる。
体心立方構造で、1392°Cをこえる温度で安定。
製法および日本古来の製鉄についてはたたら、鉄鉱石からの精錬は製鉄および製鋼、熱処理については焼きなまし、焼戻し参照。
純鉄は硫酸第一鉄溶液を電気分解することによりえられるが、かぎられた用途にしかもちいられない。一般につかわれる鉄は、つねに炭素や他の不純物を少量ふくんでおり、性質はこれらの不純物により変化し、さらに炭素や他の合金元素の添加によって、いちじるしく改善される。 鉄は、錬鉄、鋳鉄、鋼などに加工されてもちいられることがもっとも多い。純鉄は、商業的には亜鉛めっきをほどこしたトタン板や電磁石の製造にもちいられる。医療用では、血液中のヘモグロビンの量や赤血球数の低下がもとでおこる貧血症の治療に鉄化合物がもちいられる。強壮剤にも添加される。→ 栄養の「無機質(ミネラル)」 元素記号Fe。原子番号26。原子量55.845。安定同位体の質量数と存在比は56(91.75%)、54(5.81%)、57(2.15%)、58(0.29%)。周期表(→ 周期律)8族に属する。密度7.874g/cm³(20°C)。融点1535°C。沸点2750°C。
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