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  • 陶磁器 - Wikipedia

    陶磁器 (とうじき)は、土を練り固め焼いて作ったものの総称。やきもの。 セラミック の一種で、 畿内 より東では 瀬戸物 (せともの)と呼ばれ、 中国 、 四国 以西では 唐津物 (からつもの)とも呼ばれる。焼き方や用途や生産地などから数多く分類 ...

  • 品野陶磁器センター 愛知県瀬戸市

    窯元直販の陶磁器の総合百貨店デパート、だからお値打ち陶器がいっぱいです

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陶磁器

陶磁器 とうじき
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長次郎作、赤楽茶碗「夕暮」長次郎作、赤楽茶碗「夕暮」
項目構成
I

プロローグ

窯(かま)などで焼成することによって、半永久的に硬質化した土製品。陶器と磁器。「焼き物」「セラミックス」ともよばれる。セラミックスの語源は、「陶工の土」を意味するギリシャ語の「ケラモス」である。陶磁器の種類や性質は、原料となる土の成分や調合方法、焼成する温度や方法、仕上げや装飾のための釉薬などによってさまざまに変化する。

II

種類と製法

陶磁器には、大きくわけて、土器、陶器、炻器(せっき)、磁器の4種類がある。土器は素地(きじ)に空気を多くふくんだ多孔質の焼き物で、ふつう700~800°Cくらいの低火度で焼成される。吸水率が高く、衝撃に対してもろい。素地は、赤、褐、淡黄、黒などの色をし、一般に釉薬はかけられない。古代、中世の焼き物のほとんどは土器質で、これが日常生活の中心であった。

陶器は、900~1200°Cくらいの比較的高温で焼成され、釉薬がかけられる。土器にくらべると、耐水性が高く、丈夫である。釉薬には人工的にかけられたものと、窯の中で灰などがふりそそいでとけた自然釉とがある。炻器は土器や陶器よりもさらに硬質で、1200~1280°Cくらいの高温で焼きしめられる。素地は白、灰、淡黄、赤などの色をし、釉薬がほどこされることもある。炻器を最初につくったのは古代中国で、14世紀以降には北ヨーロッパでもつくられるようになった。

磁器は白陶土とよばれるカオリン、長石、珪石などを主原料にし、1280~1400°Cくらいの高火度で焼成される。素地は白く、わずかに透光性がある。ひじょうに硬質で、たたくと金属的な音がする。磁器質の焼き物を創始したのも中国で、磁器のことを英語で「チャイナ」という。

ヨーロッパでは中国の磁器を模倣しようという試みがくりかえされたが、本格的に磁器がつくられるようになったのは18世紀初頭であった。ドイツのマイセン窯(マイセン磁器)にはじまり、またたく間にひろまった近代ヨーロッパの磁器は、中国の磁器にくらべるとがいして硬質である。18世紀半ばには、イギリスでボーン・チャイナ(骨灰磁器)が開発された。これは、焼いて生石灰にした牛骨、つまり燐酸カルシウムを素地の土にまぜて、焼成時の安定性と白さ、半透明性を高めた新しい種類の磁器である。

1

土の準備と成形

素地となる土を用意するには、まず、土にふくまれている小石などのあらい不純物をとりのぞかねばならない。さらに、水をくわえてかきまぜながらとかし、より細かな不純物をとりのぞき、精製する。このように、水をくわえて粒子の細かい土をつくることを水簸(すいひ)という。水簸は、必要に応じて数度にわたっておこなわれることがある。こうして精製された土をそのままつかう場合もあれば、数種類の土をねりあわせることもある。また、砂やきめの細かい石、すりつぶした貝殻、あるいは一度焼いた粘土を粉砕してつくった土などをまぜることもある。土をよくねることによって、土中から空気をぬき、焼成時の破裂をふせぐ。

陶磁器の成形には数多くの伝統的な方法がある。道具をつかわず土の塊(かたまり)から直接つくりだす手捻(てびねり)、紐(ひも)状にのばした土をまきあげたり輪状につんでつくる紐作り、板状にのばした土をつぎあわせる板作りや、回転台やろくろをもちいる方法がある。また、石や、土や石膏(せっこう)の型の内側や外側に土をおしつけてつくる型作り、液状にした土を型にながしこんでつくる方法もある。実際には、これらの方法をくみあわせる場合が多い。

ろくろは前4千年紀に発明され、陶工は自由自在に陶磁器を成形できるようになった。ろくろには、手でまわす手回しろくろのほか、棒でついてうごかすろくろ、ろくろの下方につけたはずみ車を足でけってまわす蹴(け)りろくろなどがある。陶工自身がまわすほか、助手がまわすものもある。20世紀には、モーターでまわす電動ろくろが開発され、回転速度が自在に調整できるようになった。

2

乾燥と焼成

焼成中にひびがはいったり割れたりするのをふせぐため、陶磁器は焼成前に空気乾燥させなくてはならない。素地がじゅうぶんに乾燥し、通気性、柔軟性にとんでいれば、650~750°Cほどの低火度で焼成できる。これを素焼(すやき)という。簡単な土器は今でもこの方法でつくられる。窯が最初にもちいられたのは前6千年紀であった。窯には、炎が床の孔をとおって垂直にあがる簡単な構造の窖窯(あながま)から、山の斜面を利用した大規模な登窯、大量生産にむいたトンネル窯などいろいろな種類がある。燃料は長い間、薪(まき)が中心であったが、やがて石炭がもちいられるようになり、重油、ガス、電気も利用されている。

焼成方法には、大きくわけて酸化炎焼成と還元炎焼成がある。炎にじゅうぶんな空気をあたえた強い炎の酸化炎と、窯の通風孔を部分的にふさいで酸素をへらした還元炎をつかいわけることによって、同じ陶磁器の仕上がりにも違いがでる。たとえば、鉄分の多い土は酸化炎で特徴のある赤色に、反対に還元炎では灰色あるいは黒になる。還元炎焼成では土の中の酸素原子が炎にあたえられるため、赤い酸化鉄が黒い酸化鉄に変化する。

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