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新生代の地質年代(→ 地質時代)の区分。約6500万年前から約164万年前までの間をさす。第三紀という名は18世紀に北イタリアの地層を古いほうから初源層、第二層、第三層と区分したときの3番目の層ということに由来している。 第三紀はさらに短い地質年代上の時代区分である世にわけられ、時代の古い順に、暁新世、始新世、漸新世、中新世、鮮新世とよばれている。そのうちの漸新世までを古第三紀、中新世と鮮新世を新第三紀として2330万年前を境に2つに区分することもある。
約6500万年前から約5650万年前までをさす。暁新世は、かつての中生代初期からはじまった、超大陸パンゲアの分裂がおわった時期である。プレート運動によって南極とオーストラリアは分裂し、北半球では海洋底が拡大し北大西洋を広げ、北アメリカとグリーンランドが分裂した。白亜紀のマントル上昇流の活動は減少し、海水面は低下して、気候は少しずつ寒冷化へとむかっていく。→ プレートテクトニクス:プリュームテクトニクス
恐竜は白亜紀の終了とともに絶滅し、哺乳類が地上を支配しはじめた。初期のおもな哺乳類は有袋類、食虫類、霊長類、肉食類(後に犬や猫となる肉食動物)、さらに後にウマ、サイ、ブタ、ラクダなどに進化する初期の有蹄類(→ 奇蹄類:偶蹄類)などであった。→ 古生物学
日本ではこの時期の地層の分布は少なく、熊本や長崎、北海道東部にのみ存在する。
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