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項目構成
上記のほかに細胞質中にある重要なものは、リボソームとゴルジ体の2つである。リボソームはアミノ酸が結合してタンパク質を形成するところで、ゴルジ体は細胞からの物質の分泌にかかわる。さらに、小胞体とよばれる複雑な膜系が細胞質のいたるところをはしっており、連絡網としてはたらいていると考えられ、細胞質内のさまざまな種類の物質がこれをとおっておくられる。リボソームはしばしば小胞体とつながっており、その小胞体は細胞の核をつつむ2重膜につながっている。
核は、どのタンパク質をつくるかを指定することによって、進行している細胞の機能をコントロールする。核は遺伝情報をもち、細胞分裂のとき、それを次の世代の細胞へつたえることもする。
植物細胞は形や大きさもいろいろあり、似た種類の細胞が構造上・機能上の単位である組織として集合し、植物を全体としてつくりあげ、活発に分裂している細胞の成長点に新しい細胞および組織が形成される。これらの成長点は分裂組織ともよばれ、植物の1次生長がおこる茎や根の先端(頂端分裂組織)、あるいは2次生長がおこる茎や根の側部(側部分裂組織)に存在する。維管束植物では、表皮系、維管束系、基本組織系の3つの組織系がみとめられる。
表皮系は、植物体のもっとも外側の層である表皮からなる。植物の外皮を形成して、葉、花、茎、根、果実、種子をおおう。表皮細胞には、機能と構造の面でひじょうに多くの種類がある。 表皮には、ガスと大気とを交換する開口部である気孔があるものもある。この開口部は孔辺細胞とよばれる特殊化した細胞にかこまれ、孔辺細胞の大きさと形がかわることによって気孔の開口部の大きさが変化し、ガス交換が制御される。表皮はクチクラとよばれる防水層としてはたらくろう状物質でおおわれ、蒸発による水の損失をふせいでいる。植物が側部分裂組織の活動で根や茎の径が増大する2次生長をしている場合は、表皮は、成熟すると死んでしまう防水性の強い細胞(主としてコルク組織)でできた周皮でおきかえられる。
維管束組織系は、木部と師部の2種類の通道組織からなる。木部は水や水に溶解した無機栄養物を、師部は栄養をはこぶ働きをする。木部は栄養をたくわえ、植物体を支持する働きもする。
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