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項目構成
ゴミの分解作業は、ゴミを分別して、好気性微生物で有機物を分解することである。まず再利用できるものや、分解できないものをとりのぞいて分類し、じゅうぶん分解がすすむよう細かくくだく。準備したゴミを地面の上に長くつみ重ねるか、自動処理装置にいれ、最終的には窒素やリン、カリウムが1~3%ふくまれる腐葉土に生物分解する。約3週間たったら、腐葉土に保存用の添加剤をまぜ、袋詰めにして市場に出荷する。
固形ゴミからエネルギーをとりだす方法が、現在さまざまな開発段階にある。ゴミから熱をとりだすプロセスは、燃焼プロセスと熱分解プロセスの2つにわかれる。いくつもの会社が工場内のゴミを従来型の焼却炉で燃焼させ、蒸気を発生させている。自治体も燃焼室の壁に水を循環させるパイプが配管してある焼却炉で蒸気を発生させている。水が管を循環しながら燃焼室の熱を吸収して、蒸気を生みだす。→ ゴミ発電 乾留は、酸素をへらした大気の中で固体ゴミを熱し、化学的に分解するプロセスである。熱分解される物質の有機的な性格によって、まず水素、メタン、一酸化炭素、二酸化炭素をふくむガスと、その他さまざまなガスや不活性な灰になる。→ コークス
固体ゴミのリサイクルは古代からおこなわれてきた。先史時代から金属の道具はとかされ、再利用されてきた。今日、リサイクルできる物質は自治体ゴミから、剪断(せんだん)、磁気による選別、重いかけらと軽いかけらをわける分級、ふるい分け、洗浄などの方法で再生される。もうひとつの再生方法にウエット・パルピングがある。ゴミ屑(くず)は水とまぜ、巨大なキッチン・ディスポーザーのようなウエット・パルパーの中で細かくくだき泥状のスラリーにする。大きな金属片やパルプ状にできないものは、パルパーからスラリーを液体遠心分離機にうつす前に磁石でとりのぞく。分離した不燃性のガラスや金属、セラミックは、それぞれ、ガラスや金属の再生システムにまわされる。そのほかの軽い物質は紙繊維再生システムにおくられる。最後にのこったものは焼却したり埋め立てにもちいられる。 自治体や民間のゴミ回収は、固体ゴミを瓶、缶、新聞紙、ボール紙、その他の再利用できるものを分別するように、ゴミをだす人に要求するようになっている。特別なトラックがこれらの分別ゴミをあつめて、運搬ステーションまたは直接リサイクル施設にはこび、焼却や埋め立てのゴミをへらしている。→ リサイクル
人間やそのほかの生物に危険をあたえる可能性のあるゴミには次のようなものがある。(1)自然状態で分解されず、永続するゴミ、(2)影響が環境の生態系によって拡大するもの、(3)致死的なもの、(4)のぞましくない影響が累積する可能性があるもの。危険物ゴミの一般的なカテゴリーは、有毒化学物質、可燃性物質、放射性物質、生化学物質である。形状は泥状、ガス、固形の場合がある。 放射性物質による放射線照射は、長期間にわたって生物に被害をあたえるが(→ 放射線生物効果)、放射性物質そのものがきわめて長期間影響をおよぼす性質をもっている。放射性物質や危険物ゴミの管理は法律にしたがっているが、放射性廃棄物を永久に処理する効果的な方法はまだみつかっていない。
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