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Windows Live® の検索結果 粘土やそのほかのセラミックをかためた直方体の材料。建築物やその表面の装飾につかわれる。煉瓦には日干し煉瓦もあるが、たいていは窯(かま)で焼成される。煉瓦は比較的安価で、水や熱に強く石材よりも長持ちする。色は材料の粘土の種類によってきまる。また、色の使い方は、建築の様式や習慣によってきまる。暖炉やかまどにつかわれる煉瓦は、特殊な耐火粘土からつくられる。そのほか、ガラスを原料とするもの、表面に模様をつけたり釉薬をかけたものがある。煉瓦の積み方には、さまざまな種類がある。寸法の長い側(長手)と短い側(小口)をどのような組み合わせでつんでいくかによって、さまざまな変化が生まれる。 古代メソポタミアやパレスティナでは、木材も石材も不足していたため、煉瓦が主要な建築材料だった。パレスティナのエリコの住居は、約9000年前に煉瓦でつくられたものである。シュメールとバビロニアの建築家たちはジッグラトや宮殿、都市の城壁を日干し煉瓦でつくり、表面を耐久性のある焼成煉瓦、それもたいていは釉薬をかけて表面につやをだしたものでおおい、帯状の装飾などを配した。時代がさがると、ペルシャや中国でも煉瓦の建築物がたてられるようになった。中国の万里の長城は煉瓦でつくられている。ローマ人は公衆浴場、円形闘技場、水道といった巨大な建築物を煉瓦でつくった。 中世になると、ビザンティン帝国、北イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツなど石材の少ない国の建築家が、建築材料としての質の高さと装飾的な美しさをかねそなえた煉瓦をさかんに利用した。彼らは温かみのある赤みをおびた釉薬をかけない煉瓦を、チェッカー(市松模様)、ヘリンボーン(杉綾模様)、バスケットウィーブ(かご織り模様)、フレミッシュボンド(長手と小口を交互につむ)などの複雑なパターンでくみあげた。これらの伝統はルネサンスやジョージ王朝時代のイギリスの建築にうけつがれ、さらに北アメリカの入植地につたえられた。煉瓦は、コロンブス到達以前のアメリカの先住民もつかっていた。乾燥地域では、日干し煉瓦がつかわれていた。オルメカ文化、マヤ文化その他の巨大なピラミッド群は煉瓦でつくり、表面を石でおおったものである。 日本では、明治以降工場で大量生産されるようになり、今も各地に文化財としてのこる赤煉瓦の名建築が生まれたが、地震による倒壊がきらわれ、関東大震災以後は急速に少なくなった。しかしつかいやすい建築材料として今も利用されている。
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