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粘土鉱物の名前。中国のカオリン(高嶺)という地名にもとづく。チャイナクレーともいう。やわらかく白い粘土で、さまざまな程度の可塑(かそ)性をもつが、ふつう可塑性は低い。加熱しても、その白い色をうしなわない。
はじめてカオリンが採掘されたのは、中国の景徳鎮の近くの、高嶺とよばれる山地で、18世紀の初めにヨーロッパにおくられた。純粋なカオリンは、高級磁器や食器の製造につかわれる。純度が低いものは、それ以外の陶器製品やストーンウェア、レンガにつかわれたり、塗料の充てん剤、製紙にもつかわれる。 カオリンのおもな成分は、カオリナイトという鉱物である。カオリナイトは、水和したアルミニウムケイ酸塩Al2Si2O5(OH)4で、アルミニウムケイ酸塩鉱物、とくに長石の風化によってできる。 産地は、中国の景徳鎮のほかに、アメリカのジョージア州、ドイツ、イギリスのコーンウォールなどにある。日本では、愛知県北部から岐阜県南部にわたる地域をはじめ、数カ所で採掘されている。加熱しても色をうしなわない、ほかの陶磁器用粘土もふくめて、カオリンということもある。
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