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アフリカ大陸北部の地中海に面する共和国。正式国名は大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国。イタリア植民地だったトリポリタニア、キレナイカ、フェザンが合体して成立した国。面積は175万7000km²。人口は617万3579人(2008年推計)。首都はトリポリで、同国最大の都市。
砂漠が国土の約90%を占め、北西部と北東部に900mほどの丘陵地帯が広がる。大部分が砂漠気候に属する。乾燥しており、年降水量は砂漠地帯ではごくわずかで、海岸部でも400mmをこす地域はほとんどない。 おもな鉱物資源は石油だが、そのほか天然ガス、石膏(せっこう)、石灰石、海塩などを産する。植生はとぼしいが、点在するオアシスにナツメヤシ、オリーブ、オレンジの木があり、丘陵地帯にはビャクシンやマスチックの木がみられる。野生動物としては、砂漠ネズミ、ハイエナ、ガゼル、オオヤマネコなどの哺乳類(ほにゅうるい)が76種(2000年)、タカ、ワシなどの鳥類が91種生息する。
住民のほとんどがアラブ人で、ほかに先住民のベルベル人がいる。両者で人口の97%を占める。またアラブ人を主とする外国人労働者とその家族が人口の約10%を占める。遊牧生活をおくる人々をのぞけば、人口の87%(2005年)がトリポリやベンガジなどの都会にすむ。人口は617万3579人(2008年推計)で、人口密度は3.5人/km²(2008年推計)だが、全国に均等に分散しているわけではなく、3分の2が海岸沿いの地域に集中している。国教はイスラム教で、住民の97%がスンナ派。カトリック教徒もいる。公用語はアラビア語。
6~15歳の初等教育9年間は義務教育で、無料でうけられる。その後に3年間の中等教育があり、進学率はきわめて高い。大学はトリポリのアル・ファテフ大学(1957年創立)など、13校がある。政府図書館や国立文書館がトリポリにあり、ベンガジのガル・ユーニス大学(1955年創立)はリビア最大の図書室をもつ。識字率は84%(2005年)。
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