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リスに似た姿の小型哺乳類。霊長類と食虫類との中間的な形態をもち、原始的なサルなどの祖先型に近い動物として注目される。ツパイ類は最初、食虫類のなかまとみられていたが、その後霊長類に分類されていた。しかし近年の研究では独立したツパイ目としてとりあつかわれている。6属18種が知られ、インドからマレー半島、タイ、カリマンタン(ボルネオ)、フィリピンに生息する。とくにカリマンタン島には10種が生息し、適応放散の中心であった可能性も指摘されている。
細長い体つきで、体色は灰色、茶色、赤褐色などで、とがった鼻と長い尾、するどく湾曲した鉤爪(かぎづめ)をもつ。 地上で生活する種と樹上で生活する種がある。1種をのぞいてすべて昼間に活動する。樹上でくらし、扇型の尾でバランスをとるハネオツパイだけが夜行性である。ツパイは基本的に単独行動をとり、ときどきペアをくむ。木の実、昆虫などの小さな動物を食べる。妊娠期間は約50日。1回に1~2子をうみ、24~48時間間隔で授乳し、生まれてから30日ほどたつと離乳する。 分類:哺乳綱ツパイ目ツパイ科。ハネオツパイの学名はPtilocercus lowii。
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