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流星などが、完全にもえつきてしまう前に、地球や他の惑星の表面に到達したもの。まれに、隕石雨とよばれる多数の隕石が広範囲に落下する現象などもみられる。これは隕石が地球の大気に突入したときに、多数の細かな破片となったものである。
地球で発見される隕石は、成分によって、鉄隕石、石質隕石およびその中間的な石鉄隕石の3つに分類される。地球上では、金属の鉄は酸化により酸化鉄となるため、自然状態で発見されることはない。そのため、地表で発見される金属鉄は隕石由来であることがわかるが、実際に発見される隕石は、大多数が石質隕石である。
鉄隕石は隕鉄ともよばれ、主成分が鉄とニッケルの合金でできている。また、少量のガリウムやゲルマニウム、イリジウムなどの元素をふくんでいる。鉄隕石は、ニッケルの含有量により、ヘキサヘドライト(4~6%)、オクタヘドライト(6~13%)、アタクサイト(13%以上)に大別される。オクタヘドライトは切断すると、断面には合金の境界面をしめす複雑な格子状のパターンがみられる。これはウィドマンステッテン組織とよばれ、隕石がきわめて長期間をかけて冷却されたことを意味している。
石質隕石は外見が地表の岩石とよく似ていて、おもに橄欖石や斜方輝石(→ 輝石)などケイ酸塩鉱物で構成され、少量の硫化物(→ 硫黄)のトロライトと鉄とニッケルの合金をふくんでいる。石質隕石は、橄欖石や輝石からなるコンドリュール(コンドルールとも)とよばれる直径1~数ミリの球状物質をふくんでいるかどうかにより、コンドライトとエコンドライトとに区分されている。 コンドライトは、コンドルールという球状物質をふくみ、地球に落下する隕石の80%近くを占めている。さらに化学組成や酸化や還元の状態により細分されるが、とくに有機物を多くふくむものは炭素質コンドライトとよばれている。 エコンドライトは、コンドルールをふくまず、組成にカルシウムを多くふくむもの(玄武岩質エコンドライト)と少ないものとに大別されている。落下隕石の7%近くを占めており、南極大陸からは大量に発見されている。
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