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  • 日本癌学会

    ● 日本医学会 臨床研究における被験者の保護と倫理の確保に関する声明 2008.08.08 ● 禁煙治療標準手順書 第3版 2008.04.18 ● 脱タバコ社会の実現に向けて(日本学術会議) 2008.03.27 ● 国際対がん連合(UICC)

  • 悪性腫瘍 - Wikipedia

    次に例を示す:(「がん」・「癌」については、明確に 癌腫 の場合は「~癌」、疾患名の場合は「~がん」と表記している) 血液(および骨髄) - 造血細胞悪性腫瘍 白血病 リンパ腫 ホジキン病 非ホジキンリンパ腫

  • 癌研究会

    がん克服をもって人類の福祉に貢献する癌研究会。がん治療専門の癌研有明病院、早期がん発見のためのがん検診プログラムを提供する健診センター等のガン専門施設を有する

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癌 がん Cancer
百科事典項目
項目構成
1

外科手術

癌の治療の基本は、外科手術によってすべての悪性細胞をとりのぞくことである。かつては、腫瘍のある組織すべてをとりさり、さらに、周りの組織やリンパ節もふくめ、関連があると思われる組織をできるだけとってしまうという方法がとられた。いくつかの癌、たとえば乳癌の場合には、乳房切除術のような根治的手術がつねに必要であるわけではない。医療技術の進歩や知識の向上、薬の開発などによって、広範囲の手術がさけられるようになり、回復もはやく、後遺症も少なくなっている。

しかし、診断の時点で癌の病期が進行しすぎている場合は、手術をしても治癒できないこともある。かぎられた部位の癌が、手術が不可能な周囲の組織に浸潤している場合や、遠隔臓器への転移がすでにある場合は、手術をしてもなおらない。しかし、手術ではなおらなくても、閉塞(へいそく)をとりのぞいて症状を軽くしたり、癌を小さくすることによって、その後の放射線療法や化学療法への反応を改善するなど、手術が役だつ可能性はある。

2

放射線療法

放射線を照射して、癌細胞を破壊する治療法。深部の癌など手術による切除がむずかしい場合や、補助療法として手術の前や後にもちいられる。また、再発や転移をふせぐ目的でもおこなわれる。放射線医学

3

化学療法

薬物をつかって癌を治療する方法をいう。薬物は血流によって体の隅々にまではこばれるので、手術や放射線では治療できないところにまで広がった癌に有効である。さまざまなタイプの抗癌剤が使用されているが、そのほとんどが癌細胞のDNAの合成や機能をさまたげるものである。したがって、活発に分裂する細胞ほど化学療法に対し感受性がある。正常組織は癌よりも分裂細胞が少なく、薬に対して抵抗性をしめす。

化学療法に感受性が高く、高い確率で治癒が可能な癌には、子宮癌、小児の急性白血病、ホジキン病、びまん性大細胞性リンパ腫、睾丸癌、卵巣癌、肺の小細胞癌、いくつかの小児の癌などがある。これらの癌は、診断されたときにはすでに広がっている場合が多く、ほかの手段では治療が不可能な場合が多い。化学療法はその他の進行癌でも、長期にわたって癌をコントロールしうるので、一般に癌の一時的緩和にもちいられる。

化学療法のおもな問題は、ほとんどの治療薬が高い毒性をしめすので、毒性をコントロールし、耐性のリスクを減らすことである。化学療法を実施するときは早めに治療を開始し、適正量の薬剤をできるだけはやく反復使用する一方、患者に、毒性から回復する機会をあたえることが重要である。また、骨髄移植や末梢血幹細胞移植などの支持療法の進歩もいちじるしい。

化学療法をおこなう場合は、多剤併用療法といって、作用の仕組みのことなる数種の抗癌剤を同時につかうことが多い。ただし、抗癌剤とほかの薬剤を併用したときに、予想外に強い副作用がでることがあるので、専門医でも細心の注意が必要とされる。

化学療法は、外科手術や放射線療法と併用されることもある。最初の治療として手術をした場合に、補助療法としてもちいる。ふつうは手術後におこなうことが多い。併用療法により乳癌の治癒率は大幅に向上した。化学療法を補助療法としておこなうおもな目的は、手術前からすでにあった微小転移巣を消滅させることである。最近では、化学療法が補助療法として手術の前におこなわれている。この療法は補助的な化学療法として同様の効果があるが、癌を小さくして手術をしやすくすることもできる。

癌休眠療法

4

ホルモン療法

乳房、前立腺、子宮内膜、甲状腺など、ホルモンの支配をうけている組織に発生する癌の多くは、ホルモン操作に感受性が高い。これらの癌には、ホルモン剤を投与するホルモン療法がおこなわれる。

5

その他の試み

癌の治療について、将来性のある新しい方法がいくつかこころみられている。たとえば、免疫賦活療法では、生体応答調節剤という薬が、癌に対する生体の応答力を調節するために使用される。また、ある特定の細胞を刺激して、その細胞に悪性細胞を攻撃させるという方法がある。そのもっともよい例は、インターロイキン-2をもちいて、患者のリンフォカイン活性化キラーリンパ球(LAK細胞)を刺激するという方法である。

腫瘍特異抗原に関する研究も盛んにおこなわれており、その抗原に対する抗体の活性化がこころみられている。これらの抗体は悪性細胞を識別して付着するので、薬剤が直接、目標の部位にはこばれる。化学療法剤と併用することもある。癌ワクチン

癌がなおっても、癌患者には重い障害がのこる場合もある。リハビリテーションの技術や再建手術などにより、できるかぎり質の高い生活(クオリティ・オブ・ライフ)ができるようにあらゆる努力がなされる。完治できない末期癌患者のためには、緩和療法によって、数カ月、あるいは数年間を快適に生きられるようにするホスピスでのケアなどもおこなわれる(→病院の「ホスピス」緩和ケア)。痛みは大きな問題であるが、今日では以前よりはるかに質の高い疼痛治療がおこなわれるようになっている。

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