![]() |
Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
世界の経済、環境の面でもっとも重要な種子植物、単子葉植物の大きな科。イネ科の植物は約600属9500種をふくみ、マメ科、ラン科(→ ラン)、キク科につづいて4番目に大きな科である。日本には約100属、500種がある。
世界じゅうの穀物がイネ科であり、世界の5大作物のうち上位4つ(米、コムギ、トウモロコシ、オオムギ)を占める。また、世界の砂糖のほとんどの原料を産出するサトウキビもふくまれる。ほかにもタケは食物源としてだけでなく建築材料としても重要であり、製紙にもつかわれる。イネ科植物の葉から抽出したシトロネラという油は、香水や除虫剤としてつかわれる。 イネ科植物は家畜や野生の草食動物の食料としても重要であり、牧草地の面積はほかのすべての作物の作付面積をあわせたよりも広い。
イネ科植物は、芝生としても、世界各地に植えられている(→造園の「芝生」)。多年生(→ 多年草)のイネ科植物は、刈り込みをしても根元からでている葉が生育しつづけるので、芝生に適している。 日本でよく芝生につかわれる芝には、シバやコウライシバなどがある。アメリカ合衆国北部で広くつかわれている芝はヨーロッパ原産のケンタッキーブルーグラス、ベントグラス、ウシノケグサなどである。アメリカ南部のあたたかい地域にはギョウギシバや、ふつうのシバが適している。土壌や立地条件により、植えられる種類がことなり、たとえば水の少ない所ではバッファローグラスが、水はけの悪い所ではカーペットグラスがつかわれる。短期間に芝生にしたい所では、コヌカグサのような一年草がつかわれることもあるが、生きのこって多年生の草と競合して見ぐるしくなることもある。 すべてのイネ科植物が有益なわけではなく、有害植物とみなされるものもある。そのほとんどは雑草で、耕作地に生えて農作物と競合し、収穫の妨げになったり、生産高を減少させたり、混入して食品価値をさげたりする。熱帯のイネ科の牧草には、条件によっては青酸が濃縮され、致命的になるものもある。
イネ科はもっとも広く分布している種子植物で、北極圏(→ 北極地域)から温帯、熱帯、南極大陸まで生育している。広い地域に生えているので、生態や大きさの違いがいちじるしい。もっとも多いのはプレーリー、ツンドラ、ステップ、サバナ、パラモなどの開けた環境(→ 草原)であるが、とくに熱帯では森に生える種も多い。水生の環境では、塩水、真水、流水、静水に適した種があり、水面にうかんで地面に根づかない種もわずかだがある。砂漠にも生育する。 大きさは、何十メートルにもなる熱帯の巨大なタケから、ほんの数センチにしかならない一年草のスズメノカタビラまである。葉の広がりの部分のないものもあるが、長さ5mに達するものもある。
|
© 2008 Microsoft
![]() ![]() |