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    インドネシア共和国 (インドネシアきょうわこく)は 東南アジア 南部の 国 。首都は ジャワ島 に位置する ジャカルタ 。5,000km以上と東西に非常に長く、 赤道 をまたがる1万7,500もの大小の島により構成される。また2億4千万人が住む現在世界第4位の人口で ...

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インドネシア

インドネシア Indonesia
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

東南アジア南部の共和国で、マレー諸島の大部分を占める世界最大の島嶼(とうしょ)国家。正式国名はインドネシア共和国。東西約5100kmにわたる赤道地域に広がる大小1万8108の島々からなり、そのうち4000弱の島に人々が居住する。カリマンタン島(ボルネオ島)は南半分と東部がインドネシア領、北西部はマレーシアおよびブルネイに属する。パプア(旧名イリアンジャヤ、または西イリアン)として知られるニューギニア島の西半分はインドネシアの統治下にあり、東半分はパプアニューギニア領である。インドネシア政府はティモール島全域の領有権を主張していたが、2002年、東ティモールは独立した。北は南シナ海セレベス海太平洋に、南および西はインド洋に面する。面積は190万4570km²、人口は2億3469万4000人(2007年推計)。首都は最大都市のジャカルタである。

II

国土と資源

インドネシアの主要な島々は、東西につらなるジャワ海、フロレス海、バンダ海によって南北2つのグループにわけられる。南側にスマトラ島ジャワ島、ティモール島などの比較的細長い島々、北側にはカリマンタン島、スラウェシ島(セレベス島)、マルク諸島、ニューギニア島の島々が位置する。南の島々の南海域では、インドオーストラリアプレートがユーラシアプレートの下にもぐりこんでいるため(プレートテクトニクス)、スマトラ島やジャワ島では地震や火山活動が活発である。標高3600m以上の山々からなる火山帯がスマトラ島からティモール島にかけて西から東にのび、この火山帯にスマトラ島のクリンチ山(3805m)とジャワ島のスメル山(3676m)がそびえる。北側の島々はそれぞれ中央に山脈がはしり、海岸沿いに平野がある。

インドネシアの最高峰は、パプアにあるマウケー山脈ジャヤ山(5030m)である。もっとも広い低地はスマトラ、ジャワ、カリマンタン、パプアの各地域に広がる。多くの活火山の長年にわたる周期的な噴火活動は、とくにジャワ島の低地に豊かな土壌をもたらしている。火山の大半は依然活動中であり、そのため地震も多い。近年では、1992年に発生したフロレス島での地震により2000人が死亡したほか、94年2月のスマトラ島での地震では180人の死者を出している。

また2004年12月には、スマトラ島西部の南岸沖でマグニチュード9.0の大地震「スマトラ島沖地震」が発生。この地震とそれがひきおこした津波は、アチェを中心とするスマトラ島周辺で死者12万6915人、行方不明者3万7063人、タイ、スリランカ、インド、ソマリアなどインド洋沿岸諸国での津波による死者・行方不明者もふくめると、約23万人という膨大な数の犠牲者を出した。スマトラ島沖では、05年3月28日と4月10日にもマグニチュード8.7と6.8の地震がおき、震源に近いシムルー島やニアス島、バニャク諸島が大きな被害をこうむった。また、4月12日にスマトラ島中部のタラン山が、翌13日にはジャワ島西部のタンクバンプラフ山があいついで噴火し、住民が自然災害におびやかされる日々がつづいた。

1

気候

インドネシアの気候は、熱帯雨林気候モンスーン気候の2つの特色をもつ。11~3月が雨季、6~10月が乾季である。赤道直下の北部では、雨季と乾季で雨量の差はあまりない。湿度は全般に高く、年間を通じて平均約80%。一日の平均気温の23~30°Cは季節による影響をほとんどうけない。低地の年降水量は約1800~3200mmで山地では約6100mmに達する。

2

動植物と天然資源

北部の低地では熱帯雨林特有の植物が優勢であり、南部の低地にはマングローブとニッパヤシが多い。山岳地帯の森林はオーク、クリ、高山植物からなる。マレー諸島の代表的な動物はジャワ島、スマトラ島、カリマンタン島などにすむが、それぞれの島独自の動物相もある。哺乳類(ほにゅうるい)の現存種は457種(2000年)。オランウータンが生息するのはスマトラ島とカリマンタン島のみ、トラはスマトラ島とジャワ島、野生の牛はジャワ島とカリマンタン島、テングザルはカリマンタン島、ゾウ、バク、フクロテナガザルはスマトラ島、コモドオオトカゲ(オオトカゲ)はコモド島のみに生息する。スラウェシ島とマルク諸島の動物相には、アジア系とオーストラリア系の両方がみられる。しかしティモール島では、クスクスなどオーストラリア系の動物相が顕著にみられる。1530種の鳥類、514種の爬虫類(はちゅうるい)、285種の両生類が生息する。

肥沃(ひよく)な火山性土壌にめぐまれ、穀物生産には理想的な条件がととのっている。おもな鉱物資源として原油、天然ガス、石炭、スズ、ボーキサイト、銅、ニッケル、金、銀があり、そのほか少量のダイヤモンド、ルビーを産する。水産資源も豊富で、沿岸部では真珠や貝の養殖、寒天の製造などが盛んである。

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