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空気調和の略で、エアコンディショニングともいう。人体に快適なように、または産業目的で、建物の室内環境条件を調節するための設備。暖房は室内の温度を外気温より快適にする。換気は室内の吸気と排気を制御し、じゅうぶんな酸素を供給してにおいもとりのぞくが、暖房や空気調和システムと独立して、あるいは連動して使用される。空気調和という意味は、1年を通じて室内環境をコントロールし、その空間をつかう人や機械、資材のために適当な温度、湿度、空気の循環、清浄な空気をつくりだし、維持することである。→ 職業病と環境疾患
それぞれの部屋を暖炉やストーブで個別にあたためる方式は直接的な暖房である。蒸気、温水、温風がパイプやダクトをとおして建物の全室に熱エネルギーをはこぶ集中方式は間接的な暖房である。もっとも古くからもちいられた暖房は焚火(たきび)である。古代ローマ人はいろいろなタイプのストーブを開発したが、世界には、これをまだつかっている地域もある。
初期の暖炉は建物の壁のくぼみにもうけた火床だけのもので、外気に通じる短い煙道があった。高い煙突を屋根の上からつきだすようになったのは、12世紀にはいってからである。 通常の暖炉は、火床を3方向から耐火煉瓦でかこみ、その上に暖炉の煙や燃焼で生じる物質を排出するための煙道と煙突をもうけている。火床には、燃料の下から空気をおくりこんで火がもえやすくするため、脚をつけた金属製の火格子をおくか、「うま」とよばれる2本の薪(まき)のせ棒をおく。火格子は石炭、コークス、木炭用であり、「うま」は薪専用である。 暖炉の熱には、燃焼による直接放射熱と、あたためられた周囲の壁からの間接放射熱とがある。燃料の燃焼による熱は、85~90%が燃焼ガスとして煙突から排出される。現代の暖炉は、暖房のためというより、装飾用である。いっぽう最近は熱効率をよくするため、暖炉の内部にダクトをもうけ、あたたかい空気を室内に循環させる工夫をしている。
ストーブは金属製やセラミック製の囲いの中で燃料をもやす装置で、暖炉を改良したものといえる。熱せられたストーブの表面が部屋の空気に直接にふれているから、対流によって熱をひろげる。熱効率のよいストーブは、燃料がもえてだす熱エネルギーの約75%をつたえる。燃料としては薪、石炭、コークス、泥炭、ガス、灯油などがある。
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