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ウェットランドは一般に日本語では「湿地」と訳されているが、ラムサール条約に使用される広義のウェットランドには、多様な水辺環境がふくまれ、大地が水とであうすべての浅水域のことをいう。
ラムサール条約による定義では、「ウェットランドとは、天然のものであるか人工のものであるか、永続的なものであるか一時的なものであるかを問わず、さらには水が滞っているか流れているか、淡水であるか汽水であるか鹹水(かんすい:塩分をふくんだ水、海水)であるかを問わず、沼沢地、湿原、泥炭地または水域をいい、低潮時における水深が6mをこえない海域をふくむ」とされている。そのため、ラムサール条約では35種類のウェットランドが登録地に指定されている。
海洋や沿岸部のウェットランドには、低潮時の水深が約6m以下の浅い海洋域、サンゴ礁、マングローブ、干潟、藻場、塩性湿原、三角州、砂丘・岩石海岸、海岸の塩水・汽水湖などがふくまれる。
熱帯のサンゴ礁は全海洋の0.2%の面積を占めるにすぎないが、種の豊かさと複雑さの点で、熱帯雨林に匹敵する。実際、サンゴ礁には海産魚類の3分の1が生息しているとみつもられている。 しかしながら世界のサンゴ礁の5~10%が破壊され、これからの数十年間に50%が破壊されると考えられる。多くの海では乱獲やハリケーンによる損傷と病気によってサンゴ礁は激減し、多肉質の大型藻類にとってかわられた。
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