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アフリカの東部にある共和国。正式名称は、エチオピア連邦民主共和国。かつてはアビシニアとよばれた。面積は113万3380km²。人口は7825万4090人(2008年推計)。アディスアベバが首都で、最大の都市である。
エチオピア高原が中央部にあり、全土の半分以上を占めている。高原の平均標高は約1675mだが、アフリカ大地溝帯が高原の中央部を斜めに横切っているため、1000m程度の峡谷や川から最高峰のラスダシャン山(4620m)まで、かなりの標高差がある。高原北西部には巨大なタナ湖があり、青ナイルの水源になっている。
エチオピアの気候は標高によってことなっている。標高1800m以下の熱帯地域では、年平均気温は約27°Cで、年降水量は510mm未満。1800~2400mの亜熱帯地域では、年平均気温約22°C、年降水量510~1530mm。2400m以上の温帯地域では、年平均気温約16°C、年降水量1270~1780mm。雨季は6月中旬から9月で、そのあと乾季がつづくが、2月か3月に短い雨季に入ることが多い。
標高差によって植生は大きくちがっている。標高の低い熱帯地域は低木林が点在しているサバナで、さらに低地や峡谷になると、アフリカにみられるほとんどの植物が生いしげっている。温帯には草原が広がり、もっとも標高の高い地域の斜面にはアフリカの高山植物がみられる。 エチオピアのほとんどの地域に、シマウマ、ヒョウ、カバ、ライオン、ゾウなど255種の哺乳類(ほにゅうるい)が生息している。鳥類は626種をかぞえ、ワシ、タカなどの猛禽類や、サギ、オウム、シギやカモのような猟鳥も多い。昆虫も多種多様で、イナゴやツェツェバエもいる。
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