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サンドニ(フランス)

サンドニ Saint-Denis
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フランス中北部、パリ北郊の工業都市。セーヌ川右岸のセーヌサンドニ県の町で、サン・ドニ大聖堂の所在地として有名。現在、金属、ガラス、化学、製薬、機械、食品加工などの工業が盛ん。人口は9万5800人(2005年推計)。

サン・ドニ大聖堂は、3世紀のパリの初代司教聖ディオニュシウス(ドニ)の墓のそばに5世紀末につくられた修道院の付属聖堂が、1137~44年に時の修道院長シュジェールによって大改築されたものである。パリのノートル・ダム大聖堂に先だつ初期ゴシック様式の傑作で、13世紀にモントルイユによって改築の手がくわえられている。8~10世紀のロマネスク様式を一部ふくむが、シャルトルアミアンにのこる有名なノートル・ダム大聖堂のモデルとなった。

フランス革命のとき破壊され、19世紀にビオレ・ル・デュクによって修復された。内陣・前内陣には、フランス歴代の王や王妃の墓があり、その彫刻によって墳墓芸術の跡をたどることができる。とくに、ジェルマン・ピロンとプリマティッチョによって1563~70年につくられたアンリ2世と王妃カトリーヌ・ド・メディシスの墓はよく知られている。1966年以降、大聖堂(司教座教会堂)となっている。

町は、フランク王ダゴベルト1世が7世紀初めに再建したベネディクト会のサン・ドニ修道院を中心に発展した。9世紀には修道院はカロリング・ルネサンスの中心地となり、写本を制作するサン・ドニ画派が形成されている。代々、修道院長は王の顧問に任じられ、大きな影響力を発揮した。19世紀中ごろ以後、長らく宗教都市だったが、サンドニ運河、鉄道の開通を機に、工業が発達した。

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