Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
オーストラリアとその近隣の島々にすむカンガルー科に属する有袋類の総称。代表的な大型カンガルー類は、ヒツジに似た頭部に、よくうごく大きな耳がある。胸部はほっそりとしているが、体の後部はどっしりとしている。 前肢は短く、それぞれ形のことなる5本の指をもつ。後肢は長く強力で、効率のよい跳躍をするために、ばねの働きをする腱(けん)をもつ。大型種では、ひと跳びで9m跳躍する。後肢の指は4本がふつうで、うち1本にはするどく長い鉤爪(かぎづめ)がついており、身をまもるのにつかわれる。 ふだんは臆病な動物であるが、おいつめられて逃げ場がなくなると、おそった相手を前肢でなぐりつけ、強力な後肢の鉤爪で深手をおわせるため、きわめて危険である。強靭な筋骨をもつ長い尾は、すわったり歩いたりするときの支えとなり、跳躍するときバランスをとるためにつかわれる。 皮は強靭で、やわらかな綿毛におおわれていることが多い。オーストラリアでは、その皮と肉を目当てにした狩猟が人気があり、毎年数十万頭が殺されている。 ほかの有袋類と同じように、メスには腹部に特有の育児嚢(のう)がある。新生子は、生まれると母親の力をかりずに、自力でなんとか育児嚢までたどりつく。種によってことなるが、子供は5~9カ月齢になるまで、育児嚢でそだてられる。中には乳腺が4つあり、一時に乳をだすのはそのうちの2つである。6~9カ月たつと、育児嚢にもどらなくなるときがくる。その後も母親といっしょにいて、ふつうは12~18カ月齢になるまで、育児嚢の中に頭をさしいれて、乳をすう。
カンガルーの中でも、なじみが深い最大型の種は、オオカンガルーとアカカンガルーである。いずれも、尾をのぞいた体長は1.5mに達する。尾長は、オオカンガルーでは1.2mになることがある。大型種には、もう1種ケナガワラルーがあり、これはいくぶんずんぐりしている。大型カンガルーは生息地の植生にたよって生きる地上生の草食動物で、牧羊業者は、カンガルーが牧草地をあらすと主張するが、草地の破壊はヒツジの過放牧によることが少なくない。
小型のカンガルーはワラビーと総称されることが多いが、概して大型のカンガルーより明るい毛色をしている。多くはウサギ大で、姿、形ともウサギそっくりで、ウサギワラビーとよばれる属もある。そのほか、尾の先端が角質の爪状になっているために、ツメオワラビーとよばれる種類や、比較的尾が短いヤブワラビー類もある。アカクビワラビーは低木の茂みをすみかとし、おもに夜行性のイワワラビー類は岩場にすむ。小型のキノボリカンガルー属は、唯一の樹上生カンガルー類である。前肢が後肢の長さとほぼひとしく、鉤爪をもっていて、枝をにぎることができ、樹上生活により適応している。
ネズミに似た、ウサギほどの大きさのカンガルーである。多くのネズミカンガルー類は、地上生であるにもかかわらず、物に尾をまきつけることができる。代表的な種は、ハナナガネズミカンガルーとシロオビネズミカンガルーである。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |