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一般式R–O–R′の化合物の総称だが、ここではジエチルエーテルを意味する狭義のエーテルについてのべる。無色の液体化合物。揮発性で引火性がある。特有の強い芳香と刺激的なあまい味がする。水にはわずかにとけるが、アルコールや二硫化炭素などのほとんどの液状の有機化合物とあらゆる割合で混合する。
エーテル自体がひじょうに重要な有機溶剤のひとつで、油脂や樹脂、アルカロイドの溶媒としてひろくつかわれている。エーテルの蒸気と空気の混合物ははげしい爆発性をしめす。さらに、エーテルを長期間放置すると部分的に酸化して爆発性の過酸化物を生成する場合がある。したがって、エーテルの保存および使用にはとくに注意が必要である。おもな用途は溶媒、化学製品の製造用出発材料、麻酔薬(→ 麻酔)である。 ジエチルエーテルは今もなお、エタノール(エチルアルコール)に濃硫酸をくわえて加熱するという、古くから知られる有機反応により製造されている。エーテルは130~150°Cをこえると反応が進行してエチレンガスを発生するので、温度を注意深く管理する必要がある。
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