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項目構成
地下資源は量、種類ともに豊富である。銀、石油、天然ガス、石炭、鉄鉱石、リン、ウラン、金、銅、鉛、亜鉛、蛍石、マンガン、タングステン、モリブデンなど、おもな鉱物資源のほとんどが採掘されている。銀、石油、天然ガスの埋蔵量は世界有数の規模をほこり、メキシコ湾側にあるカンペチェ湾の沖合には巨大な油田がいくつかある。また国土の32.8%(2005年推計)を森林が占め、マホガニー、クルミ、ローズウッド(→ シタン)などの森林資源も豊富である。農地は国土の14.3%(2003年推計)を占めるにすぎない。国土の3.3%は灌漑を必要とする乾燥地帯である。
住民は3つの主要グループにわかれる。スペイン系白人、先住民族インディオ、スペイン系白人とインディオとの混血のメスティソである。このうちメスティソがもっとも多く人口の約60%を占め、インディオが約30%、ヨーロッパ系白人が約9%の構成となっている。 人口密度は57人/km²で、人口の76%(2005年推計)が都市部に居住している。行政地域は、31の州と1つの連邦区(メキシコシティ)にわかれている。
首都で文化の中心地メキシコシティは人口1400万7495人(2005年推計)の大都市。ほかに商業の中心地グアダラハラ、メキシコシティの近郊都市ネツァワルコヨトル、重工業の中心地モンテレー、古都で製陶業の中心地プエブラ、農業の中心地レオン、商業・食品加工業の中心地シウダーフアレス、観光と製造業の中心地ティフアナなどがある。
国民の89%がカトリック教徒で、プロテスタントは少数派である。長い間メキシコは政教分離政策をとっていたが、1992年に憲法を改正して教会の法的地位がみとめられ、宗教団体の経営する学校も認可されるようになった。 公用語はスペイン語で、住民の大部分が使用している。先住諸民族の言語は13をかぞえ、おもなものとしてナワトル語(→ アステカ)、ユカタン半島のマヤ語(→ マヤ)、中央メキシコのオトミ語などがあげられ、ほかにミシュテカ語(→ ミシュテカ)、サポテカ語(→ サポテカ)などがある。
6~15歳(2002-2003年)までの初等教育を無償とする義務教育制度が確立されている。中等教育は職業・技術訓練に重点がおかれている。成人の識字率は、1940年代初めに50%未満だったが、政府の識字運動により、2005年推計で92.7%に達した。 高等教育機関の2001年度の在籍者は214万7075人にのぼる。著名な大学として、メキシコシティにあるメキシコ国立自治大学(1551年創立)と国立総合技術大学(1936)、グアダラハラ大学(1792)、ベネメリタ・プエブラ自治大学(1937)、ハラパにあるベラクルス大学(1944)、モンテレー工科大学(1943)などがあげられる。
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