Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 ページ 3 / 7
項目構成
台湾住民の大部分が大陸から移住してきた漢民族であることから、その文化基盤は漢文化である。中国大陸の伝統社会と同じように、家族は社会組織の重要な社会単位となっている。したがって祖先崇拝行事は現在も重要な家族行事のひとつである。また旧正月をはじめ、清明節や中秋節(→ 二十四節気)などの伝統的な年中行事は、毎年盛大におこなわれている。 台湾には世界的な図書館や美術館が多い。図書館としては、台北にある国立中央図書館と中央図書館分館が蔵書規模をほこっている。また各主要都市には公立図書館がある。台北にある故宮博物院には、北京の故宮(紫禁城)からはこばれてきた中国歴代王朝のすぐれた文化遺産が多数おさめられている。また国立歴史博物館、国立台湾博物館には中国大陸や台湾の歴史文物や台湾の先住民族、自然に関係する資料などがあつめられている。
台湾は肥沃な土地と温暖な気候にめぐまれ、農業に適した条件をそなえていた。大陸から多くの移住民が海をわたってきたのも、その豊かな土地のためだった。清の統治時代と日本の植民地時代に、台湾はその高い農業生産性を基盤に経済的地位を確立していった。 1945年以後は、農業社会から工業社会へと移行し、とくに60年以降の急速な工業化で新興工業国・地域の仲間入りをはたした。大陸から台湾へうつってきた中国国民党政権は政治的安定をはかるとともに、強力に経済開発を推進していった。輸出指向産業を中心とする工業化政策がとられ、73年には国家プロジェクト10項目建設で、重工業が計画的に開発されていった。 とくにインフラストラクチャーの整備、鉄鋼・造船・石油化学の育成が重要課題とされ、その結果、今日「奇跡」といわれる経済発展をもたらした。2006年のGDP(国内総生産)は3655億米ドル(名目)、実質GDP成長率は4.89%であった。 2002年1月にWTO(世界貿易機関)加盟が実現し、世界の自由貿易体制と一体化することになった。その結果、途上国および途上地域特例の援用はできなくなり、貿易関連制度の改善、関税の引き下げ、サービス貿易の自由化などに、いっそうの努力が必要となった。
農業は西海岸の肥沃な平野部で盛んである。土地の23.5%は穀物栽培に適する。収穫量では米とサトウキビが多く、ほかにトウモロコシ、サツマイモ、アスパラガス、シイタケ類、ダイズ、ラッカセイ、チャ、バナナ、パイナップル、マンゴー、レイシ、柑橘類(かんきつるい)など多くの農産物が生産されており、最近では日本への輸出もふえている。 家畜は、豚、牛・スイギュウ(かつては農耕用)、ヒツジ・ヤギ、ニワトリ、カモが商業用に飼養されている。
面積の約60%が森林におおわれているものの、木材生産はあまり盛んではない。おもにカシ、ヒマラヤスギ、アメリカツガ、タケ、トウなどが産出されるが、需要の大部分は輸入材に依存している。一方漁業は、沖合漁業と遠洋漁業が全漁獲高の80%を占め、残りが沿岸漁業と養殖業である。サバとマグロの漁獲量が多い。 北部のキールン(基隆)やチンコワシー(金瓜石)など、かつて炭鉱や金鉱、銀山で知られた所もあるが、現在、台湾鉱業はさほど盛んでない。大理石、硫黄、原油、天然ガス、岩塩、苦灰石などを産出する。
主要工業生産品はセメント、石油、ラジオ、テレビ、電気計算器、コンピューターシステム機器、鉄鋼金属など。とくに半導体、液晶パネル(→ 液晶ディスプレー)といった電気・電子部品、電気製品、精密機械の製造で世界的に評価が高い。また、化学工業、石油化学工業、繊維業、プラスチック製造業、食品工業、造船業なども盛んである。 2003年推計の年間発電量は1659億5900万kWh、その約20%を原子力発電所がまかなっている。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |