Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 ページ 2 / 3
項目構成
木が生長していくときの生理的な過程のほとんどは、高等植物全体に共通するものである。木の構造は本質的に同じなので、多くの過程がほぼ同じように進行する。
木が生長するためには、もとになるわかい苗木に木質の組織の層が継続してつみかさなる必要がある。木の軸すなわち根と幹は、おもに3つの層にわけられる。表皮とよばれる、いちばん外側の層はうすい壁の細胞からなり、軸の内側の各層を保護する。皮層とよばれる中間の層は細胞壁のうすい大きめの細胞からなり、一時的に養分をたくわえる貯蔵組織として機能する。もっとも内側の層すなわち中心柱は、かたい内鞘(ないしょう)細胞の層、師部細胞の多細胞層、木部細胞の多細胞層、そして細胞壁のうすい髄とよばれる内核からなっている。→ 師部:根:茎:木部
植物の生長初期に、師部と木部の層の間に形成層とよばれる細胞の層ができる。形成層はたえず分裂しながら、かわるがわる新しい師部と木部をつくっていく。形成層が分裂して木部細胞となるとき、内側の細胞が木部細胞となる。そして外側の細胞は形成層としての機能をたもって次の細胞分裂をおこない、今度は外側の細胞が師部細胞となり、内側の細胞が形成層としてのこる。木部細胞のほうが師部細胞よりも多く生成される。
形成層が分裂をつづけることによって、木はしだいに太くなる。木部細胞の増加により木部がひろがるにつれて形成層の輪はたえずひろがるが、形成層の外側の組織、つまり師部、内鞘、皮層、樹皮はまもなくこわれて深い割れ目ができ、最後にはさけてしまう。コルク形成層とよばれる新しい形成層が師部の外側にできて、コルク細胞の層が重なっていき幹を保護する。幹が太くなるにつれて、コルク層の表面に特徴的な割れ目ができることが多い。木部の拡大によってコルク形成層がさけると、それにかわる新しいコルク形成層ができる。
成熟した木の幹は外側部分に割れ目のはいったコルク細胞のいくつかの層、つまりコルク形成層、おしつぶされた師部、機能している師部、形成層のうすい層と木部のあつい層からなっている。木部の層はふつう、幹の直径の95%以上を占める。木部の層をひとまとめにして木質部とよび、形成層の外側の層をまとめて樹皮とよぶ。樹皮はコルク形成層によって外樹皮と内樹皮にわかれる。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |