Windows Live® の検索結果
Windows Live® の検索結果 項目構成
細長い固体で、動物、植物、鉱物から、または化学合成によってつくられるもの。断面積が肉眼で確認できないのに対して、極端に大きな長さをもっている。 商業的につかわれるのは直径0.004~0.2mmのもので、10~15mmの長さの短繊維(ステープルまたは裁断したもの)、単一の繊維が連続している単繊維、連続した繊維がねじれのないまっすぐな束になっているトウ、連続した繊維がねじれた束になっている紡績糸、などの形態に分類できる。本来は、セルロースやタンパク質、合成高分子といった有機物だが、炭素繊維や金属繊維のような無機物もある。 これらの繊維は糸、紐(ひも)、あるいはロープにしたり、フェルト(不織布)にしたり、テキスタイル(織物)にしたりする。強度のある繊維は、2つ以上の材料からつくる複合材料の補強材としてつかわれる。
毛織物(広い意味のウール)をつくる動物繊維は、タンパク質の複合体である。ほとんどの有機酸には耐性があり、硫酸などの酸には強いが、アルカリには弱く、水酸化ナトリウム(NaOH)のような強いアルカリにはとけてしまう(→ 酸と塩基)。また、塩化物をもとにした漂白剤(→ 漂白)では傷みがはげしく、羊毛や絹は高濃度の次亜塩素塩酸漂白剤にはとけてしまう。
絹の主要成分は繊維状タンパク質の一種のフィブロインである。昆虫やクモの腹部からでる長い繊維は、英語ではすべてsilkといい、これらの小動物の体内で生成する原理は似ている。しかし、自然の繊維では絹だけが1000m以上の長さになる。昔はクモの糸を測量の光学機器の照準につかったこともあったが、商業的な織物につかわれているのは、カイコの繭からできる絹だけである。絹の繊維はあつめられて織り糸になるが、工場紡績の場合には、ステープルの形で生産されることが多い。
羊毛などの動物毛や毛皮の繊維成分は、タンパク質の一種のケラチン(→ 毛)である。動物毛は90cm以上の長さになることもあるが、ふつうは40cm以下である。そのため、織物にできるものはつむいで紡績糸にし、それ以外はフェルトにする。ヒツジ以外の動物の毛がウールとして市場で売買されるときは、「ラクダ」、「アルパカ」、「カシミア」といったように、毛をとった動物名で流通している。
|
© 2009 Microsoft
![]() ![]() |