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Windows Live® の検索結果 生物学的多様性ともいわれ、特定の生息環境(ハビタット)や地理学的地域に生息する生物の多様性をさす(→ 生態学)。生物多様性は、ふつう、植物、動物、微生物の種または亜種の数を指標にして測定される。種の多様性は、生態系が自然に機能するために重要である。したがって、生物多様性は、環境の健康をしめす指標のひとつだともいえる。生物多様性はまた、人々の目をたのしませるものとして、さらには食物や医薬品など自然の産物の源泉としても高く評価されている。 生物多様性は、哺乳類(約4000種)のような大型の生物についてはよく知られている。しかし、生物全体の多様性がどのくらいあるのかは推測するほかない。昆虫、深海にすむ無脊椎動物、微生物のほとんどの種が、分類上まだ正式に記載されていないからである。地球上の生物多様性全体、すなわちすべての野生生物種の数は500万~3000万種と推定されており、その大半が昆虫である。一般に、自然の生態系には、農業地域や都市地域よりも多種多様な生物が生息できる。とくに、熱帯地方では、もっとも豊かな生物多様性がみられる。 人口増加は生物多様性をおびやかす。現生種の50%以上が100年後までに絶滅すると危惧する生態学者もいる。絶滅に瀕する種や絶滅の危険のある種を保護する法律もつくられるようになったが、種を保護するには、それらの種が生息する場所を自然のままの状態に保存することが最上であることは、経験によって証明されている。生物多様性を測定するときの指標となる種その他の生物群を定義するのは、法律的にも生物学的にもむずかしいため、種を保護する法律についての議論のゆくえはなかなかさだまらない。 地球上にまだのこっている自然な野生地帯の利用については、焦点は、ますます生物多様性の測定、評価、保護にあてられるようになるだろう。生物多様性を評価する際には、どの分類群にもひとしい評価値があたえられるのがふつうであるが、ときにはより希少な生物に高い評価値があたえられることがある。 たとえば、ニュージーランドのムカシトカゲはトカゲに似た爬虫(はちゅう)類で、絶滅の危機にさらされており、しかも近縁種をもたない。この動物は真のトカゲ類のどれよりも遺伝学的に希少であるため、世界の動物相の多様性に貢献する。かなめとなるいくつかの種は、特定の生息場所の多様性を維持している。北アメリカの太平洋岸沖のラッコもそのひとつである。ラッコはウニを捕食することで、海の潮下帯の多様性を維持している。もしラッコに食べられなければ、ウニはケルプ群落を食べつくして絶滅させ、その結果、無脊椎動物や魚の生活場所をなくしてしまうはずである。
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