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Windows Live® の検索結果 火星の周りをまわる2つの小さな衛星のうちの外側。火星からの距離2万3459kmの軌道を運動し、地球の日数でかぞえて1.263日ごとに火星の周りを1周する。デイモスの軌道はほぼ円形で、火星の赤道に対してわずかにかたむいている。 デイモスは不均整な形をしていて、半径は7.5 × 6.0 × 5.5kmである。デイモスは現在のところ、太陽系の中でいちばん小さい衛星であることが知られている。もしもデイモスが地球から遠くはなれた惑星の衛星であったら、現在でもこの衛星は発見されていなかったであろう。デイモスは、地球の月にある中程度のクレーターの大きさに匹敵する。この小さな衛星は、木星と火星の間の軌道をまわる小惑星帯に、ふつうにみられるような、炭素を多くふくんだ暗い色をした岩からできている。しかしながらデイモスの密度は低く、おそらく水の氷もふくんでいると考えられる。デイモスと火星のもう一方の衛星フォボスは、数十億年前に火星にとらえられた小惑星であると科学者は考えている。そのころの火星には、厚く濃密な大気があった。ある理論によれば、デイモスはその大気の中を通過して、火星の重力にとらえられるほどに速度をおとし衛星になったといわれているが、はっきりとはしていない。 デイモスには、流星や小さな小惑星の衝突によってできたクレーターがちりばめられている。もっとも大きな2つのクレーターであるスウィフトとボルテールは、どちらも直径およそ3kmと測定される。デイモスの表面は一般的にフォボスのそれにくらべて滑らかで、細かい塵(ちり)の層によっておおわれている。アメリカの火星探査機バイキングは1976年にデイモスの詳細な写真を撮影した。デイモスはあまりに小さいために、大気を保持することができず、地質学的な活動の形跡もみつからない。 デイモスは、アメリカの天文学者アサフ・ホールによって、火星が地球に近づいた1877年に発見された。この衛星は、ギリシャ神話の登場人物で、軍神アレスと愛と美の女神アフロディテの間の子供にちなんで名づけられた。ローマ神話においては、デイモスは軍神マルスの付添人である。デイモスにみられる特徴的な地形には、スウィフトやボルテールなど火星の衛星について書いた作家の名前が一般的につけられている。
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