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  • ブルターニュ半島 - Wikipedia

    ... 統一された。ブルターニュ公国は フランク王国 に形式上臣従したが、実質的には独立的な地域であった。ローマの遺産の上にゲルマン系フランク人の支配が形成されたフランス主要部とは異なり、ブルターニュではケルト系の風俗・風習が強く残存する。地理 ...

  • ブルターニュ地域圏 - Wikipedia

    ブルターニュ地域圏 ( ブルターニュちいきけん 、 フランス語: Région Bretagne 、 ブレイス語: Rannvro Breizh ) は、 フランス 北西部の ブルターニュ半島 全体に位置する フランスの地域圏 。首府は レンヌ

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    フランス西部の地域圏レジオン。大西洋につきでたブルターニュ半島のほぼ全域に相当する地域で、北はイギリス海、南はビスケー湾に面し、東でペイ・ド・ラ・ロワール、北東でバス・ノルマンディの各レジオンに接する。かつてのブルターニュ公国、旧 ...

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ブルターニュ(地理)

ブルターニュ Bretagne
百科事典項目
項目構成
I

プロローグ

フランス西部の地域圏(レジオン)。大西洋につきでたブルターニュ半島のほぼ全域に相当する地域で、北はイギリス海、南はビスケー湾に面し、東でペイ・ド・ラ・ロワール、北東でバス・ノルマンディの各レジオンに接する。かつてのブルターニュ公国、旧ブルターニュ州にほぼ相当するが、旧州の場合は現在よりも広く、ロワール・アトランティク県あたりまでふくんでいた。現在は、コート・ダルモール(旧コート・デュ・ノール)、フィニステール、イル・エ・ビレーヌ、モルビアンの4県にわかれ、県都はそれぞれ、サン・ブリウ、カンペール、レンヌ、バンヌで、ブルターニュの中心都市はレンヌ。面積は2万7209km²。人口は308万1000人(2005年推計)。

言語的には、イギリス海側のプールアとビスケー湾側のバンヌをむすぶ線で2分される。西側はブルトン語(ケルト語派の「ブルトン語」)地域で、東側はフランス語の東部ブルターニュ方言であるガロ語地域である。伝統的言語が現在もつかわれ、学校でもおしえられているのは、フランスの中でもこの地方だけである。

II

地形と気候

ブルターニュは、アルモール(海の国)とよばれる沿岸部とアルゴート(森の国)とよばれる内陸部にわけられる。三方を海にかこまれた三角形の大きな半島で、いりくんだ海岸線は2800kmにもおよぶ。

半島はアルモリカン山地と周囲の台地からなる。アルモリカン山地は古生代の山脈が浸食作用によってなだらかになったもので、ブルターニュの背骨をなす。平均高度は100m余りだが、中央部はやや高く最高点は417mで、大小多くの川が谷をつくっている。南にむかって土地は低くなり、ロアン高原やランボー荒野にいたる。北は標高300mほどのメネ荒野となる。半島西部ではオーヌ川が半島中央部を東西にながれ、それをはさんで、北側のアレー丘陵と南側のノワール丘陵が北東から南西に平行してはしる。東部のアルモリカン山地がおわる辺りにレンヌ盆地がある。

ブルターニュ半島の北側では台地が海におちこみ、断崖(だんがい)絶壁をつくる。57mの高さから海をのぞむ赤い砂岩のフレール岬、フィニステールのリアス式の海岸などである。一方、半島の南側はいくつかの大きな湾が開け、白い砂浜がつづく。沖合には豊かな自然をのこす島々がうかぶ。キブロン半島沖のブルターニュ最大の島ベル島、半島の先端に近く、灯台で知られるウエッサン島、白い砂浜と青い海のグレナン諸島などである。

森、荒野、そして木々が耕地や牧草地をかこむボカージュ、という3つの景観がブルターニュを特徴づけていた。しかし昔ながらの風景はしだいにうしなわれている。起伏にとみ、いくつもの峡谷や奇岩が深い緑に調和していた森も少なくなり、ヒースやハリエニシダが地をはう荒野もそのかなりの部分が耕地にかわった。ボカージュも内陸部にのこるのみである。また海や川の水質もかわりつつある。現在、農薬や肥料による川の汚染が問題になっており、汚染がすすむと川の60%が取水不能になるといわれている。

気候は典型的な海洋性気候で、夏はすずしく冬はあたたかい。気温の年較差はフランスじゅうでもっとも小さい。降水量は年間800mmと多く、四季を通じて平均している。細かい雨がふりつづくことが多く、年間の降雨日数は200日におよぶ。半島の南岸は日照にもめぐまれている。

III

産業

ブルターニュでは労働人口の15~18%が第1次産業に従事しており、フランスの全国平均の6.8%を大きくうわまわる。豚、乳牛、家禽(かきん)類を中心とする牧畜業がとくに盛んで、全国生産高の40%を占めている。農産物は、沿岸部で生産される野菜と、オオムギ、コムギなどの穀類が中心。しかし、牛乳の生産割り当て制度やヨーロッパ連合(EU)諸国から輸入される野菜との競合などの問題をかかえている。そのため農産物加工業に活路をみいだしているが、農家の数は減少をつづけている。

一方、漁業に関しては、昔から海の幸で知られており、現在も全国の漁獲高の3分の1、漁獲量の40%以上をあげている。おもな漁港は、国内第2位の漁港ロリアンをはじめとして、半島の南岸に集中している。アルモリカン山地はカオリン、鉛、スズ(錫)、銅、ウランなど地下資源にめぐまれている。サンマロに近いランス川河口には、フランス唯一の潮汐(ちょうせき)発電所(潮汐の「潮汐エネルギー」:海流発電)がおかれている。

第2次産業は全般にふるわず、就業人口も全国平均をしたまわる。なかでは、レンヌの乳製品や半島南西部の魚の缶詰などの食品加工が重要である。なおレンヌは、デジタル通信の分野では最先端をいき、またシトロエン社の自動車工場もある。

昔から避暑地として人気が高く、現在も観光が第3次産業の中心である。趣のことなる景観をみせる北部のエメラルド海岸やコート・ド・グラニ・ローズ、南部のギブロン湾やラ岬などの海岸部、海鳥の保護区のあるシザン岬、ベル島やグレナン諸島などの島々など、海の魅力はつきない。海以外の観光資源にもめぐまれている。サンマロ、ディナン、カンペールなどの古い町並み、カルナック列石、信仰深い土地柄をしめすキリスト教芸術、アルモリカン地方公園の自然、古き時代の姿をつたえる民俗衣装や伝統的な祭りなどである。

ブルターニュには軍関連の施設が多い。ブレストにはフランス2大海軍基地のひとつがおかれ、ロング島には原子力潜水艦が配置されている。また、コエトキダンには陸軍学校をはじめ軍の教育施設がある。交通の整備はふじゅうぶんで、新幹線TGVの乗り入れはレンヌまで、高速道路もパリ~レンヌ間が近年開通しただけである。しかし、航空の便はよく、空港が各地にある。

ブルターニュの歴史についてはブルターニュ(歴史)を参照。

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