石垣島
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石垣島
II. 地形と動植物

北部は標高526m(県最高峰)の於茂登岳(おもとだけ)を主峰とする山地が東西にのび、南部には丘陵地と台地が広がり、その間を名蔵川(なぐらがわ)、宮良川(みやらがわ)がながれる。サンゴ礁が島をとりまいており、沖合に堡礁(ほしょう)があり、沿岸には裾礁(きょしょう)がよく発達する。南東部の白保海岸には大きなサンゴ群落がみられる。

河口近くのヒルギ林(マングローブ)など亜熱帯植物群落がしげる。とくに宮良川下流域のヒルギ林と北海岸の米原(よねはら)地区のヤエヤマヤシ群落がみごとで、於茂登岳北麓のカンヒザクラ自生地とともに天然記念物に指定されている。同じく天然記念物のカンムリワシ(ワシ)やセマルハコガメ(ハコガメ)などのめずらしい動物も生息する。名蔵川河口一帯の名蔵アンパル干潟やヒルギ林は底生動物や甲殻類など多様な生物にとって重要なことからラムサール条約の登録湿地になっている。於茂登岳など陸地の約3割とサンゴ礁の発達する周辺の海岸は2007年(平成19)8月、西表国立公園にくわえられて西表石垣国立公園と名称変更された。