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| IV. | 式年遷宮と祭礼 |
明治期になると、神社は国家の宗祀(そうし)とされ、伊勢神宮はその第1として国家から特別な扱いをうけた(→ 国家神道)。戦後、政教分離の原則にもとづき、1946年(昭和21)に宗教法人となったが、現在でも全国の神社の中心的な存在で、神社本庁の本宗とされている。
両宮とも神明造の正殿を中心とする建物群からなり、社殿は20年に1度の建て替えをする式年遷宮(せんぐう)の制度により、当初の構造が現在につたえられている。遷宮は持統朝(686~697)から約1300年つづき、1993年(平成5)10月で61回をかぞえた。
伊勢神宮でおこなわれる祭りは多い。「神祇令(じんぎりょう)」の規定では、10月の神嘗(かんなめ)祭と5・10月の神衣(かんみぞ)祭があり、「延喜式」では、神嘗祭と6・12月におこなわれる月次(つきなみ)祭を三節祭(さんせちさい)として重んじる。
→ 伊勢神道