仮名
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仮名
II. 万葉仮名

万葉仮名は、漢字であらわすことのできない日本の地名や人名などの固有名詞を表記するために、音節文字としてのみ使用された漢字をいう。「許」を「こ」、「呂」を「ろ」とよむような、音読みの漢字をもちいた場合と、「戸」を「べ」、「手」を「て」とよむような、訓読みの漢字をもちいた場合の両方がある。万葉仮名の使用例は、5世紀ごろからの記録があるが、8世紀の「万葉集」でもちいられたことからこの名でよばれるようになった。