前1世紀後半から後668年まで存続した朝鮮の古代国家で、中国東北地方の中南部一帯から朝鮮半島の中部にかけて支配した。高麗、句麗、狛、貊(はく)などと書く場合もある。半農半猟の生活をおくっていた貊族は、中国の前漢王朝の力が弱まった前1世紀後半、鴨緑江の支流にあたる佟佳江(とうかこう)流域の桓仁(かんじん)を中心に小国連合をきずいた。高句麗人とはこの貊族の一部と考えられている。