国家(政治)
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国家(政治)
III. 世界的広がり

ヨーロッパ内部で成立した近代国家とそれを単位とする国家間関係は、勢力均衡の国際関係としてあらわれたが、アジア、アフリカなどの非ヨーロッパ世界に対しては植民地帝国として実力をむき出しにした支配—被支配の垂直的な関係を構成した。この「西欧の衝撃」が日本を代表とする諸国を防衛的な近代化にむかわせ、上からの急速な近代国家の形成にかりたてたのである。

第2次世界大戦後の世界では、70余りの諸国が欧米列強と日本の植民地支配から独立を達成した。現在では世界の大多数の人々がいずれかの国家に所属し、国際連合には約190の国家が加盟している。

そこには、日本やフランスのような国民国家だけではなく、アメリカ合衆国、カナダ、スイスのような連邦国家もふくまれている。