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| II. | 合成法の歴史 |
エチレンが1000~2000気圧、200°C程度の高温高圧のもとで重合することが、1933年に発見され、その後に工業化されて高圧法とよばれるようになった。ドイツの有機化学者チーグラーは、53年にトリエチルアルミニウムと四塩化チタンを触媒にして、60~80°Cで常圧~6気圧程度の低圧で、エチレンの重合がすすむことを発見した。この触媒をチーグラー=ナッタ触媒といい、その合成法を低圧法という。
同じ時期に、中圧法も開発されている。中圧法にはいくつか種類があるが、フィリップス法という方法は、酸化アルミニウムと酸化ケイ素の上に酸化クロムを付着させた触媒をつかう。スタンダードオイル法というのは、酸化アルミニウムの上に酸化モリブデンを付着させた触媒をつかって、数十気圧、100~170°C程度で反応させる。高圧法、中圧法、低圧法という合成方法の違いによって、製品の性質もことなる。